デュエルアカデミア編
episode1 ーRe:startー
[6/11]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
使おうと関係ありまセン!それでーは、ワタシのターン、ドロー、ニョッ!」
華麗なターンと共にカードをドローすると、ニヤリと口元に笑みを浮かべる。
「ワタシは、フィールド魔法『歯車街を発動するノーネ!」
「っ!」
「なっ、ヤバイ!気をつけろ、あんた!」
「っ……わかってますよ!」
デュエルコートの風景は一転し、幾つもの巨大な歯車が噛み合い、回り続ける機械の街へと変わる。
と同時に十代という少年から忠告が飛ぶ。
「さらに、フィールド魔法をセット!そして、『歯車街』が破壊された事により、デッキ・手札・墓地から一体、『古代の機械』を特殊召喚するノーネ!カモーン、『古代の機械巨竜』!」
「……来たっ!」
歯車街は崩壊し、崩れ落ちたパーツを基に一体の巨大なドラゴンが構築されていく。
そして、その攻撃力はなんと、3000。
(最上級モンスターは見慣れてますが、相手に出されるのはキツイですね……)
内心ゴチるも華蓮の表情に焦りは見当たらない。
「さらに、セットしたフィールド魔法をオープン!『始皇帝の陵墓』発動ナノーネ!そして、ライフコスト2000を支払い、『古代の機械巨人』を召喚ッ!」
「……そっちもですか??」
クロノス:LP4000→2000
攻撃力3000のモンスターが二体並んだ様はまさしく圧巻の一言に尽きる。さらに、機械巨人に至っては、貫通能力まで持っているため、マトモに喰らえば致命傷だ。
「や、やばばばは??あ、ああ兄貴!やばくないっすか、絶対絶命っす!てか、もう負けっす??」
「いや、落ち着けよ翔。あいつ、諦めてねぇ」
負けたな、と三人が思う中で十代ただ一人が華蓮の持つ余裕に気がつく。
そして、ギャラリーが見守る先で華蓮はあらかじめ伏せておいたカードを発動させる。
「リバースカードオープン、『同姓同名同盟』発動!私のフィールドに存在するレベル2以下のノーマルモンスター一体と同名モンスターをデッキから全て特殊召喚します!
来て、『プチリュウ』!」
仲間のピンチに駆けつける英雄の如く、二体のドラゴンが現れる。
「壁を増やしましたか。しかーし、『古代の機械』モンスターには攻撃時に、魔法・罠カードを封じる効果があるノーネ。例え、もう一枚の伏せカードが攻撃反応系としても無駄!さらに『古代の機械巨人』には貫通能力があるノーデ、そんなお粗末なモンスターを並べても意味ナッシング!ナノーネ!」
「それは、どうでしょうか……。リバースカード、『スリーカード』発動!」
「フォワッチ??」
刹那、クロノスの場のカードが弾け飛ぶ。
「私のフィールドに
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ