デュエルアカデミア編
episode1 ーRe:startー
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ファ!?海馬社長??ななな、急になんの用なのですすーか?
転入生??この時期に??前から連絡していた……?聞いてな……つべこべ言うな?そ、そんな事言われててもって、むちゃくちゃ……。
しかも、VIP待遇で??ワケガワカラないノーネ?
……はい、わかりましたノーネ!早速準備しますノーネ。で、到着はいつ頃なノーで?早朝一番の便??じゅ、じゅ、準備がぁ??
はい、すいませんナノーネ。静かにしますので、減給だけわ……。はい、万事了解ナノーネ……。それでーは……。がちゃり。」
電話を切ると今の数分の会話のうちにかいた冷や汗を拭い、ため息を吐く。
「朝から海馬社長からお電話とかトんだ厄日ナノーネ……。ふぅ、さて転入の手続きとーか今から大変ナノーネ」
「あぁ、そうだ!デュエルの試験官も誰か先生に頼まねば……」
「てか、VIP待遇って……、またエド・フェニックスみたいなプロデュエリストナノーネ?」
校長室を行ったり来たりしていると息を切らせたナポレオン教頭が入ってくる。
「クロノス校長代理!さっき船でアカデミアに来るのが見えでアルが、一体何なのでアール??」
「代理は余計なノーネ!って、もう来たノーネ??いくら何でも早すギルガメッシュ!!?」
電話を受け、10分と経たないうちの到着にオーマイガッ!と頭を抱え出す始末。
「こうなったらヤケナノーネ!ワタシーが、お迎えに行ってくるノーで、そこの書類に必要なとこだけ書いといて欲しいノーネ、お願いノーネ!」
「ワ、ワカッタっでアール……。ち、近いのでアルヨ」
普段なら、めんどいのでアールとでも言って断るだろうが、鬼気迫る表情のクロノス校長代理に迫られ、止むを得ず了承してしまう。
ナポレオン教頭は「アー、今日はとんだ厄日ナノーネ!ゴルゴンゾーラチーズ!!」とかなんとか言いつつ、校長室を飛び出して行ったクロノス校長代理を横目で見つつ、上質な肘掛け椅子に腰を下ろす。
「全く何なのでアール。しかし〜、もしも校長がこのまま帰らず、そしてクロノス校長代理がミスをすればこの椅子はワシのもの……」
グッフフ、と悪い笑みを浮かべつつ書類に取り掛かるナポレオン教頭がそこにいた。
◆◇◆
「さて、着きましたよ!レン……華蓮さん!」
「そ、そうですね……、ウプッ」
島に着き、ハツラツとする楓とは対照的に船酔いでフラフラとしている華蓮。
「全くもー、だらしないですねー、漆黒の竜使いさんが……」
「うー、やめてください、それ。今更ですけど、凄く恥ずかしいです」
その二つ名を呼ばれる事はプロと戦っている時は、なんとも思わないが、改めて冷静な時に呼ばれると恥ずかしいことこの上ない。
華蓮は耳まで真っ赤に染めつつ、苦言を呈する。
「そ
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