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逆さの砂時計
忘却のレチタティーボ 4
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く……室長を、助け て……
 「ふふ。だぁめ。さようなら、私の可愛いステラ」
 ごめんなさい、室長……  スイ……
 「やめろ! 止めてくれ!!」
 メアリ様の犬歯が首に食い込む瞬間、ばらばらと二人分の足音が聞こえた。
 誰か来たのかな……? だったらお願い……室長を、助けてください……私にはちょっと……無理そうなんで……あ、医療費請求は、メアリ様宛でお願いします……。
 こんな時なのに……なんかもう、ねむく、って……つかれた……なぁ……
 「頼む! 今もこの世界の何処かに居るなら応えてくれ! あの時の約束を今、此処で果たしてくれ!! ステラを……ステラを助けて!!」
 しつ、ちょー……? ……

 「今直ぐ此処へ来てくれ、アリアーーッ!!」


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