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ソードアート・オンライン〜Another story〜
ALO編
第141話 グランド・クエスト
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あたし、そしてアンタの4人で」
「へぇー……、そ、そう……って、ええっ!?!?」
レコンは、リーファの言っている意味は、直ぐには理解出来なかったが、その意味を理解した瞬間、絶句していた。まさか、超難関クエストをこんな超小人数で挑む、と言われるなどとは想像すらついてなかった。最近では、サラマンダーの大部隊を蹴散らしたと言う事件も記憶に新しい。
それらが頭の中にぐるぐると回って、顔面蒼白になって後退るレコンの肩を、リーファはぽんと叩き。
「がんばってね」
とだけ、一言。そして、キリトは改めてあのクエストについてをユイ、リュウキと話しをする。
「あれだけの戦闘だったが、何か判ったか?」
「はい、お兄さんとも話しましたが、あのガーディアンモンスターの戦闘能力自体はさほどでもありません。……ですが、やはり数が異常なんです」
「ユイの解析もそうだが……、恐らく人数を増やし、オレとキリトの2人がかりで攻めたとしても、敵数は倍増しになるのが濃厚、だな」
それらの話を考えると、あのクエストの敵の正体が輪郭を帯びてくる。
「……個々のガーディアンは1,2撃もあれば落とせるから、中々気付けなかったけど、総体では、絶対無敵の巨大BOSSと一緒、って事だな」
「ああ、それも 挑戦してくるプレイヤーに合わせて、大きさが変わる。……攻略不可能とはよく言ったモノだ。……それ程、上には来て欲しくないんだろう」
リュウキの顔は険しい。
単純に高難易度のクエストに挑む時の顔、なんかじゃない。ゲームをしている者の顔じゃない。戦いに赴く戦士の顔だ。
あの世界
(
SAO
)
でよく見ていた顔だった。
「ですが、お兄さんとパパの力もこの世界においては異常数値、異常熟練度も同じです。お兄さんの言うとおり、パパと2人なら、秒間湧出は倍以上になり得ます。……数で攻めても不可能なのは、周知のとおりです。……ですが、それは一般の熟練度のプレイヤーだから、です。お兄さんとパパなら、十分に可能性はあります」
「………」
キリトは再び黙考する。リュウキの顔を見ると、リュウキは頷いた。
「……すまない。もう一度だけ、俺のわがままに付き合ってくれないか。ここで無理をするよりは、もっと人数を集めるか、別のルートを探すべきなのはわかる。……でも、なんだか嫌な感じがするんだ。もう、あまり猶予時間がないような……」
「っ……」
キリトの言葉にリュウキも一瞬震えた。この感覚を持ち得たのは、どうやら自分だけじゃないようだ。あの上に行われているモノの輪郭を視たリュウキだけではなく、キリトも、何かを感じ取ったのだから。
「判った。もう一度、頑張ってみるよ。アタシに出来る事ならなんでもする。勿論!コイツもね?」
「ぇぇ〜〜……で、でも
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