暁 〜小説投稿サイト〜
私の日常がカオスなのはどう考えても奴が悪い!!
珍回答

[8]前話 前書き [1]後書き [2]次話
田中の回答は見事なものだった。
名前
→天空から舞い降りし伝説の勇者
学校は楽しいですか?
→授業以外は
あなたには相談できるお友達がいますか?
→私は永遠の孤独と言う暗闇の中に閉じ込められている。しかし、私に差し伸べられた眩い光り輝く
 手!!その手は私を颯爽と私の心を奪い去っていくのであった。(恋愛的な意味じゃないです)
 つまり、います。
あなたにとって友達とは何ですか?
→おとももち
悩みがあれば書いてください
→どう考えても先生達が解決できる事ではありません。どうしてもってんなら、書いてあげますよ。
 最近、朝の犬の鳴き声がうるさいです。
隣の小田はこれを見るなり、静かに田中を見た。
「あの…。そろそろ大丈夫?」
「大丈夫。ふざけてるから。」
「真剣に書け!お前の名前あるだろ!その厨二臭い二つ名やめろ!!」
「先生!私聞きましたからね!先生がこれは成績に反映しないからって言ってるの!!」
「あぁ!しない!だがお前これはふざけすぎだ!!」
きりが無い言い合いにますますイライラがつのる。
そういえば、と小田がつぶやいた。その瞬間。私にとっての救世主が現れた。
「すいません、遅くなりました。」
「ぅわぁお!西内!会いたかったよーん」
もちろん上は田中である。けして私ではない。
[8]前話 前書き [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ