第9話 有栖家、スーパー銭湯に行く(お風呂編)
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「はぁ〜気持ち良い〜」
俺はジャグジー風呂でリフレッシュしていた。
他四人もそれそれ違う風呂を堪能している。
しかし、本当にいろんな風呂があるな………
ジャグジー風呂もいろいろな種類があるし、電気風呂や薬風呂や露天風呂も豊富だ。
………本当にここ銭湯なのか。
プールといい、クオリティが高すぎると思う。名前を変えるべきだな。
「さて、次は電気風呂でも堪能するか………」
俺はジャグジー風呂を出て電気風呂へ向かった。
そこには電気風呂を堪能している、夜美がいる。
「気持ち良さそうだな夜美」
「ああ、レイか。最高だぞ、ここの電気風呂は。特に肩こりによく効く」
「それは助かる、結構こってるからな………」
そう言って夜美の隣に座る。
「ああ〜やべぇ効くわ〜」
「………本当に疲れていたんだな」
夜美が俺の様子を見ながら、そう呟く。
「そうなんだよ。なのはが隣に来てから俺の生活リズムがかなり崩れてさ、お陰様で全然疲れが取れなくて………」
「な……の…は?」
「ああ、言ってたよな?」
「いや、その事ではない。お前は何故なのはと呼んでいる?」
「いや、なのはの家にお邪魔になったとき、そう呼べって言われたから」
「な……んだと!?」
かなり驚いているのか、大きな口を開けて俺を見ている。
「いつの間にそんな名前で言うような仲になったんだ!?」
「?別に名前で呼ぶのは普通じゃないか」
「………本当にそう思ってるのか?」
「?ああ」
「ならいい。……………………天然女たらし」
「何か言ったか?」
「なんでもない!!!」
そう言ってそっぽを向く夜美。
わけが分からん………
「夜美、せっかくだから一緒に風呂回らないか」
「!?レ、レイが一緒に回りたいって言うなら一緒に行ってやってもいいが……」
「そうか、なら一緒に行くか」
「そ、そうだな。仕方ないから一緒に行ってやろう………」
「はいはい、それじゃ薬湯に行こうぜ」
「ああ」
そう言って電気風呂から出て薬湯に向かった。
しかし、相変わらずの上から目線だな………
最初はうざっ!と思ったけどなれるとどうでもよくなった。
何か口癖っぽいし。
他の人に使って怒らせなきゃいいけど………
「っとさて、どこの薬湯に………」
「レ、レイ、あれを見ろ!」
そう言って、夜美が指さした看板を見る。
『この薬湯は美容、健康によく、ケガの治療や、スベスベのお肌を目指す方にオススメです!!』
おお!大した自信だな。
よく見ると女性が多い。
………ちゃっかり星もいるし
「レイ!!行くぞ!!!
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