暁 〜小説投稿サイト〜
5.神無異の飼い方
4.我が妹はチートである
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め結城に避けられた。

「へぇ????なかなかやるじゃねぇか。」

結「おっさんに褒められても嬉しくないわー。」

「チッ、やっちまえ??」

合図をすると、男の取り巻きが一斉に飛びかかってくる。

結城が戦闘体勢に入ろうとしたその時、一瞬で目の前にいた男たちが氷漬けになった。

白「お客サン、その人に手ェ出したらだめネー、殺されてしまうヨー。」

白夜が手に持っていたのは、ひし形の黒いネックレス。

しかし、普通のお飾りではない。

結城にすら冷や汗をかかせるほどのソレは、白夜がじい様と呼んでいる過保護な神からもらったものである。

このネックレスは地獄の門を最小限縮小したものである、いわゆる地獄のどこでもドア。(大きさも変えられる。)

外国の地獄だろうと日本の地獄だろうと自作の地獄だろうと、地獄(あの世)があれば門をくぐるだけで着く優れもの。

じい様たちが「いつでも会いにきてね〜」と渡してくれたものである。

地獄の門なので地獄にある業火なども引き出せる、力の調節は白夜次第である。

地獄の門、と呼ばれているが、別名 リンフォン。

白「やっぱり、むさ苦しいのを黙らせるには氷漬けが一番だね。」

白夜はネックレスを首にかけて服の中にしまった。

結「すげぇ????いまの何だったんだ??」

白「じい様がくれた地獄の門(縮小版)だよ。」

結「ほー????。」

白「さ、ギルド登録してしまおう、僕お腹すいたよ。」

結「ってもう昼か、王都の散策も兼ねて昼食食いに行くか!」

白「うん!」

ギルド登録で一旦騒ぎになったものの、無事に終えた二人は食処を求めてギルドを出た。
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