第14話 龍馬と象二郎
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象二郎は目を見開いた。
「以蔵め、京におったのか」
「あぁ、わしは負けてここに逃げ帰ったってことです」
龍馬は頭をかいて笑った。
「龍馬、気をつけろ。わしは長州、薩摩以外にも武市が何やら鍵になるような気がしてならんのじゃ。あの男が何をたくらんでいるのか不気味で仕方がない」
「確かに以蔵もとんでもない化け物なっておったぜよ」
龍馬も象二郎も再び腕を組んで思案し始めた。
「まぁ、ここで考えても仕方ないぜよ。ともかく、まずは勝先生に会って話をすることじゃ」
龍馬は立ち上がった・
「龍馬、気をつけるぜよ」
「あぁ、象二郎さんもな」
二人は頷きあった。
この会談により、一気に時代は動き始めるのだった。
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