エピソード37 〜試練 その1〜
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ワイルドマン』を手札に加えて、そのまま召喚するぜ!」
『E・HERO ワイルドマン』
☆4 ATK1500
召喚されたのは罠カードの完全耐性持ちのマッチョ。そして、もしも攻撃が全て通れば私の負けとなる。
「いくぜ、バトルだ!プラズマ・ヴァイスマンで裏守備モンスターを攻撃!」
「くっ、フォレストマン??」
「おっ、またHEROじゃん!けど、プラズマヴァイスマンは貫通効果持ちだぜ!」
『E・HERO フォレストマン』
☆4 DEF2000
翠LP750→150
超過ダメージ分が私のライフを削り、残り500を割る。
「よし、兄貴!チャンスっす!」
「おう、いくぜ!ワイルドマンで紫苑の姉ちゃんにダイレクトアタックだぜ!」
完全に決まった!と確信した様子の二人。だが、そうそう簡単には勝ちは譲らない!
「その瞬間、罠カード発動!」
「無駄だ!ワイルドマンは罠カードの効果を受けねぇ!」
「発動、『リビングデッドの呼び声』!甦れ、『E・HERO オーシャン』!」
「なにっ!?」
確かにワイルドマンは罠カードに対し、強力な耐性を持つが、抜け道はいくらでもある。今回のはそのいい例だ。
「っ!俺はカードを一枚伏せてターンエンドだ」
十代
LP400
手札0枚
魔法・罠伏せ一枚
場
『E・HERO プラズマヴァイスマン』
『E・HERO ワイルドマン』
てっきりプラズマヴァイスマンの効果で破壊されると思っていたのだが、これはラッキー。だが、私の手札も0枚の為、次のドローが命運を分ける。
「運任せってのもたまにはいいよね!ドロー!」
引いたカードを見て、思わず口元がほころぶ。
「お?紫苑の姉ちゃんはどんなカードを引いたんだ?」
「まあ、その前に。オーシャンの効果を発動して、墓地から『E・HERO フォレストマン』を手札に加えるよ。
そして、魔法カード『強欲な壺』発動!デッキから二枚ドロー!」
……案外私も人のこと言えないが、だがその分ワクワクもあるからオーケー、などと内心で言い訳をすると今新たに加わった二枚の手札を見る。
「『E・HERO エアーマン』を召喚し、効果発動!このカード以外の自分フィールド上の『HERO』の数だけ魔法・罠カードを破壊する!十代君のカードを破壊する!」
「げっ??ミラーフォースが!」
なるほど、だからプラズマヴァイスマンの効果でオーシャンを破壊してこなかったのか。
だけど、それくらい些細な事。一気にゲームエンドまで持っていく!
「さらに魔法カード『融合』!」私はフィールドの『E・HERO オーシャン』と手札の『E・HERO フォレストマン』を融合!
海と大
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