エピソード37 〜試練 その1〜
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!けど、俺のHEROも負けてないぜ!
ランパートガンナーは守備表示の時、攻撃力の数値でダイレクトアタックできる!ただし、与えるダメージは半分になるけどな。
いけ、ランパートガンナー!ランパート・ショット!」
「その瞬間、リバースカード発動!『幻惑』!
場に『V・HERO』が存在する時、モンスター一体の攻撃力を半分にする!」
「げぇっ??け、けどダメージは食らうぜ!」
突如現れた靄に侵食されていき、存在そのものが希薄なものになるランパートガンナー。
翠LP3400→2900
「そして私がダメージを受けた事で墓地の『V・HERO ミニマムレイ』の効果発動!このカードを魔法・罠ゾーンに置くよ。」
早くも三体目となる幻影が出現する。
「け、けどモンスター扱いじゃないから壁にもならないっす!」
しかし、所詮幻影と言ったところか、翔君に言われてしまう。
「カードを一枚伏せてターンエンドだ。」
十代
LP4000
手札二枚
魔法・罠伏せ一枚
場
『E・HERO ランパートガンナー』
『E・HERO エアーマン』
「ここからが本当のデュエルだよ!私のターン、ドロー!
私は魔法・罠ゾーンの『V・HERO ポイズナー』の効果発動!モンスターカードゾーンに存在する『V・HERO』を生贄にし、このカードを特殊召喚する!実体を持って現れよ!ポイズナー!」
私のフィールドに居たインクリースが消え、代わりに実体を持ったポイズナーが現れる。
「この効果で特殊召喚したポイズナーの効果発動!モンスター一体の攻守を半減させる!私が選ぶのはランパートガンナー!喰らえ、ドレッド・ヴィジョン!」
『E・HERO ランパートガンナー』
ATK500→250 DEF2500→1250
「今度は『V・HERO ミニマムレイ』の効果発動!ポイズナーを生贄にし、特殊召喚!そしてこの効果での特殊召喚時、レベル4以下のモンスター一体を破壊する。対象は、エアーマン!食らえ、ヴィジョン・バレット!」
「っ!エアーマンが!」
ポイズナーと入れ替わり、立ち替わり現れたミニマムレイ。エアーマンが幻影の弾丸に撃ち抜かれ、破壊される。
「そして、ラスト!『V・HERO インクリース』の効果発動!ミニマムレイを生贄にして特殊召喚!そしてこの効果での特殊召喚時、デッキからレベル4以下の『V・HERO』を特殊召喚する!私は『V・HERO マルティブリ・ガイ』を特殊召喚!サモン・ヴィジョン!」
形成逆転、なのだろうか……?エアーマンを破壊し、ランパートガンナーを弱体化、そして、私のフィールドには二体のモンスター。だが、あの伏せカードが気になるが、それもなんとかなる。……召喚時効
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