エピソード37 〜試練 その1〜
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私の先行、ドロー!手札から『幻影の魔術師』を守備表情で召喚!カードを一枚伏せて、エンドだよ。」
『幻影の魔術師』
☆3 DEF700
翠
LP4000
手札四枚
魔法・罠伏せ一枚
場
『幻影の魔術師』
さて、私としては珍しく慎重な立ち上がりだが十代君はどうくる?
「いくぜ、俺のターンドロー!
よし、手札から『E・HERO スパークマン』を召喚して、バトルだ!
『幻影の魔術師』を攻撃!スパーク・フラッシュ!」
スパークマンから放たれた電撃が直撃。いとも容易く破壊されてしまう。
「よし、破壊したっす!」
「のんのん。
破壊された『幻影の魔術師』の効果発動!デッキから攻撃力1000以下のHEROを特殊召喚するよ!」
黒色に光る魔法陣が展開され、そこに人影が浮かび上がる。
「カモン!『V・HERO インクリース』!」
召喚されたのは十代君操るE・HEROとはまた別のHERO。
『V・HERO インクリース』
☆3 DEF900
「なっ!?HERO!」
「おおっ、スゲ!HERO同士の対決じゃん!」
片や驚き、片や好奇心一杯の表情をする。
「なんで、光プロがHEROデッキ??天使族のエキスパートじゃなかったんすか?!」
端で観戦していた翔君声を荒げながら尋ねてくる。それほどまでに衝撃的なのだろうか?
「まぁ、今回は勇者の試練みたいなものだからね。私のデッキを使うわけにはいかないの。」
「それって手加減って事ですか……?」
眉を顰めながら言ってくる。おそらく自分の尊敬する人物が過少評価されていると思ったのだろう。そんな事は別にないのだから、即座に否定しようとする前に、在ろう事か十代君に翔君の言葉が否定される。
「翔、それは違うぜ。デッキが違うからって手を抜いてるわけじゃない。紫苑だってよくデッキを変えるけど、いつも全力だろ?それと一緒だ!」
「ま、そゆこと。けど、実戦用じゃないから、十代君なら十分に勝てるから頑張って!」
「な、なるほど。なら尚更頑張るっす兄貴!」
理解してくれたのか余計に応援に熱が入る翔君
「けど紫苑の姉ちゃんもHERO使いのか!くぅ〜!俺の知らないHERO、どんな効果があるのか楽しみだぜ!
俺はカードを一枚伏せてターンエンドだぜ!」
十代
LP4000
手札五枚
魔法・罠伏せ一枚
場
『E・HERO スパークマン』
「私のターン、ドロー!『天使の施し』を発動し、三枚ドロー!その後、手札を二枚捨てる。そして手札の『V・HERO ポイズナー』を捨てて、『V・HERO ファリス』を特殊召喚!さらにファリスの効果でデッキから『V・
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