星降ル夜ニ
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。
『順位はこのようになりました!!』
魔水晶ビジョンに隠密の順位が表示される。
1位 剣咬の虎10P
2位 大鴉の尻尾8P
3位 蛇姫の鱗6P
4位 青い天馬 4P
5位 人魚の踵3P
6位 四つ首の猟犬2P
7位 妖精の尻尾B 1P
8位 妖精の尻尾A 0P
となっている。
『やはり予想通り、1位は剣咬の虎でしたね』
『見事だったね』
『妖精の尻尾は2チームとも善戦したのですが残念な出だしです』
『次に期待スような』
がっかりと肩を落とし顔を上げられずに帰ってくるグレイさんとジュビアさん。俺たちは自分たちの元に帰ってきたグレイさんになんて声をかければいいのかわからずに黙って迎え入れることしかできない。
「やっぱ弱ぇじゃん妖精の尻尾!!」
「万年最下位!!」
「もうお前らの時代は終わってるよ!!」
観客から降りかかるヤジ。それにナツさん苛立ちを爆発させる。
「何がおかしいんだこのやろう!!」
キレたナツさんを見て大爆笑する観客。
「落ち着いてくださいナツさん!!」
「もういい」
「行きましょう、ナツさん」
今にも観客たちを殴りかかりそうなナツさんを俺とエルザさん、ウェンディが止める。
「すまねぇ」
「大丈夫だよ、まだ最初だし」
グレイさんはそのまま歩いて入場してきた入り口の中へといなくなってしまう。
「グレイさん・・・」
「今はそっとしておこう、ウェンディ」
去っていくグレイさんを心配そうに見つめるウェンディ。俺も気持ちは一緒だが、グレイさんがこんなので落ち込む訳がない。俺たちは今はポイントを奪取しないと。
『続いて、バトルパートに入ります。各チーム、一試合ずつ行ってもらいます。トーナメントではありません。なお、バトルパートは本日1日目はタッグバトル、明日明後日はシングルバトル、4日目はトリプルバトルを予定させていただいております』
魔水晶ビジョンに予定が映し出される。タッグとシングルとトリプルか。バトルパートと言っても色々あるんだな。
『組み合わせは主催者側が決めるんだったわね』
『面白そうな組み合わせになるといいねぇ』
『さっそく私の元に対戦表が届いていますよ』
チャパティさんは手元にトドケラレタ対戦表を読み上げる。
『1日目第一試合、妖精の尻尾A、ルーシィ・ハートフィリア&シリル・アデ
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