星降ル夜ニ
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そこにいたのは上から飛び降りてきたジュビアさんだった。
『ジュビア!?』
『パンツ!?』
『なぜに上から!?』
驚く3人。ジュビアさんは足を広げてリオンさんとタクトさんに同時に攻撃する。
『おいおい、手助けは無用だぜ』
『わかっています』
『眼福・・・』
『ヒビキさんたちだったら喜びそうな角度だった・・・』
リオンさんとタクトさんはそう言い別エリアへと飛ばされていった。リオンさんかっこいいのにジュビアさんが絡むとおかしくなるからかなり残念なんだけど・・・
『ジュビアはあなたに勝ちます。マスターと約束したから』
『じーさんと約束だぁ?』
ジュビアさんの言葉に訝しげにそう言うグレイさん。
『ええ。勝ったらグレイ様を好きにできるんです』
ジュビアさんは顔を赤く染めながらそう言う。詳しく聞くとなんでも負けた方が勝ったチームのいうことを聞かなきゃいけないらしい。つまるところ罰ゲームというわけである。
『ざっけんなぁ!!おいじーさん聞いてねぇぞ!!そのローカルルール俺たちにも適用されんだろうな!!』
ビジョン越しに凄むグレイさん。会場中にこの声響いてますからね?
「ほう、そりゃおもしれぇ」
ナツさんはそのルールを聞いてニヤニヤしている。何妄想したのかな?
『だからジュビアは負けませんよ』
『上等だ』
2人が魔法を繰り出そうとしたその時、
『妖精まとめてゲットでさ!!』
どこからともなく現れたナルプディングがグレイさんとジュビアさんを攻撃する。
「あいつ、またグレイを!!」
「おのれ・・・」
その後も続く攻防戦。そんな中でもナルプディングはグレイさんばかりを徹底的に攻撃している。
『それにしても、剣咬の虎のルーファスが全く動きませんね。いまだに誰も倒さず倒されてもいません』
「そういえば・・・」
「ルーファスさんなんていましたね」
チャパティさんに言われて現フィオーレ最強ギルドのルーファスさんのことを思い出す俺とウェンディ。何をやってるんだ?
『この競技は地味すぎる』
『こ・・・これは・・・』
突然姿を見せたルーファスさん。しかし、問題はあの人が現れた場所。会場にいるすべての人が驚いたに違いない。
『私は覚えているのだ。1人1人の鼓動、足音、魔力の質』
ルーファスさんがいるのは具現化して作られた建物の中でも一番高いものの頂点に立っていたのだ。
「あいつ、なんであんな目立つところに・・・」
「これだと誰でも簡単に見つけられますよ!?」
「グレイ!!上だぁ!!」
「あいつ狙ってください!!」
ルーシィさんとウェンディがルーファスさんのいるところに驚き、ナツさんと俺がルーファ
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