星降ル夜ニ
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ていく!!』
『まるでどれが本物なのか初めからわかっているみたいな動きをするねぇ』
チャパティさんとヤジマさんが驚きながらそう言う。
『タクトくんは音楽の魔法を使うの。そのためにはどの音がを確実に聞き取る絶対音感が必要不可欠になってくる。タクトくんは絶対音感で本体とコピーの足音の微妙な音程の違いを聞き分けて攻撃してるのよ』
ジェニーさんがタクトさんが突然のラッシュを見せたことをそう解説する。音楽の魔法か。どんな魔法なのかすごく気になる。
『ちっ。あんな奴がいたらますます下手に動けねぇ』
ビジョンの中のグレイさんがそう言う。すると、目の前の地面が突然盛り上がる。
『ニンジンミサイル!!』
『うおっ!!』
地面からベスさんがニンジンで攻撃してきたがグレイさんは辛うじてそれを避ける。
『あれれ?外しちゃった』
すると今度はベスさんの下から緑色の植物のような物が現れベスさんを弾き飛ばす。
『なんだ?』
『ハッハー!!魔法を使うところを見ていただぁ!!』
ベスさんに攻撃を加えたのはイェーガーさんだった。
『うおっ!!』
今度はそのイェーガーさんに攻撃が入る。
『俺も見ていたぞ』
『リオン』
どうやら攻撃したのはリオンさんのようだ。
『見つけたぞ、グレイ』
互いを見据える2人、そこにどこからか人形のような物が現れ攻撃してくる。2人はそれをジャンプして避ける。
『音楽魔法、クルミ割り人形』
攻撃をしてきたのはタクトさんだった。
『お前がリオンか!?』
タクトさんは挑戦するかのようにそう言った。なぜかグレイさんに・・・
『あっちだアホ』
『こっちだバカ』
グレイさんはリオンさんを指さし、リオンさんは自分の方を向かせる。タクトさんはポリポリと頬かくと、
『お前がリオンか』
まさかのやり直しを始めた。
『レオンから話は聞いている。蛇姫の鱗のエースとして様々なクエストを成功させているようだな』
最初に名前を間違ったのにドヤ顔で話を続けるタクトさん。
『ということはお前が・・・露出魔のグレイ』
『俺の覚え方どうなってんだ!!』
真顔で面白いことをいうタクトさんにグレイさんが突っ込む。でも覚え方としては間違ってないから何も言えないな。
『2人まとめて倒せば2ポイント入るからな』
魔法を放つ体勢に入るタクトさん。
『面白い』
『やれるもんならやってみやがれ!!』
リオンさんとグレイさんも同様に魔法の体勢に入る。誰の攻撃が最初に入る?
『グレイ様!!』
『『『!?』』』
突然3人の上から声が聞こえ見上げるグレイさんたち。
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