竜宮編
七訓
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銀時sid
あの竜宮城の騒動から数日が経った。あれから乙姫のやつどうしてるだろうか。まああんだけ言えば大丈夫だろ。
『シワだらけになろうが、入れ歯になろうが、くそたれようが、しわくちゃな面で、
生きて笑ってやりやがれ!クソババア!』
これが最後に俺が乙姫に言い放った言葉だ。いい言葉だろ?俺だって決めるときはけめんだよ。あのあと竜宮城は完全に崩壊した。亀共は皆それぞれの道を進んでいることだろうよ。あっ、そういえば、結局亀になんもいいことしてもらってねえよ!ただただ厄介ごとに巻き込まれただけだよ!・・・・・・・・
はあ・・・・・まっ、いいか。
ガラガラガラ
誰か来たな。新八か?
「おはようございます!あれ?銀さんが起きてるなんて珍しい。」
「俺だって早起きすることぐらいあるっての。」
「えっ!?そうだったんですか?」
「なに新八?ぶっ飛ばされたいの?」
「そんなことより、手紙が届いてましたよ?」
「手紙だあ?」
俺は新八から封筒を受け取る。中身は写真が入っていた。
「・・・・・・・・・・・・ふっ。」
「どうしたんですかにやけて?いいことでも書いてあったんですか?」
「別にぃ?」
「?」
「ちょっと以前助けてやった、定食屋のババアの写真だよ。」
「へえ、たまにはいいことするんですね。」
「ねえ?お前本当に俺のことなんだと思ってんの?」
写真には乙姫の最高の笑顔が写っていた。
竜宮編 完
次回予告
次の舞台は夜の町、吉原。
銀時は清太という少年に出会う。清太はなぜか金が入るたびに吉原へと足を運んだ。そこに清太の母親がいるというのだ。
銀時たち万事屋一行は清太とその母親を合わそうとするがその中で彼らは強大な敵を知ることになる。そいつらに銀時たちはどうやって立ち向かうのか?そして、銀時が魂の奥底に眠る最強の力を解放する!
「悪いが、もう、こいつらの光を消す訳にはいかねえんだよ。大切なもん守るためなら人間をやめてでもてめえをぶっ倒す!」
次回 吉原炎上編
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