暁 〜小説投稿サイト〜
リリカルビィト〜才牙と魔法が交わる物語〜“改稿版”
六十一話、なのはの新たな才能
[2/2]
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
遊ぼっ!!
一匹が机に置かれた紙コップを倒しながら枕元へ行き、丸まる
ー遊ぼ?
もう一匹が枕元へ行き、丸まる……その際に腕に切り傷が付いた
ー遊ぼっ!!
更にもう一匹が枕元へ行く際に腕に何かを付けてから枕元へ行き、丸まる
ー遊ぼっ!!
ー遊ぼ?
ー遊ぼ!
ー遊「誰と遊ぶの?」!!!!!???
三匹が夢の中に行こうとした瞬間、隠れていたなのはが話し掛ける
因みにベットの中には……
「行け、木蛇(こへび)!!」
蛇のぬいぐるみを片手に龍也がいた
龍也が言った瞬間、ぬいぐるみは若葉色の大蛇になり、三匹を巻き取り、捕まえた
「やっぱり、こいつらか……」
ベットから出た龍也が部屋の電気を付けて言う
その視線には、木蛇にグルグル巻きにされた……
「か、可愛い!!」
白、黒、そして茶色の毛並みをした鼬だった……
●○●○
「鎌鼬?」
「そ、日本に伝えられる妖の一種だよ」
龍也はなのはに鎌鼬について説明した
鎌鼬とは龍也が言ったように妖の一種とされている
常に三匹で行動し、つむじ風に乗って現われて最初の一匹が人を倒し、二匹目が刃物で切り、三匹目が血が出て痛くない様に薬をつけていって去っていく……という悪戯をする
又、別物であるが風を媒介とする点から江戸時 代の書物では中国の
窮奇
(
きゅうき
)
と同一視されていたりする
「でも何でなのはに……?」
龍也の説明を聞いたなのはは鎌鼬に聞いている……
「なのはの式神になりたいんだよ……」
「え!?」
龍也の言葉になのはは驚く
「なのは、お前俺に渡された紙でコダマ出したろ?」
実は龍也はなのはに質問した後、紙を渡してコダマを出させたのだ
「う、うん…でもあれって偶然じゃないの?」
「いや、式神使いの才能がなければ出せない……」
つまり、なのはには式神使いとしての才能があるということ……
「妖にはたまに気に入った式神使いの式神になろうとするやつがいる」
「この子達がそれなの?」
なのはの問いにうなずく龍也
なのはは鎌鼬を見る……
「「「キュ?」」」
「はうっ//////」
首をかしげる三匹になのはは赤くなり……
ある決心をする
「龍也君、なのはを式神使いにして!!!」
「お、おう……」
あまりの真剣さに思わず怯む龍也……
そして退院してから式神使いの特訓をなのはもすることになった……
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ