新規ギルド
[6/11]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
・・」
「昨日の・・・」
俺とウェンディが見つけたのは昨日俺たちを襲い、シャルルとセシリーを魔力欠乏症にしたノーランの姿だった。
「よ!また会ったな」
俺たちにそう言うノーラン。エルザさんはそれを見て驚きの顔を浮かべる。
「貴様・・・なぜそんなギルドに・・・」
「別に、どこにいようが俺の勝手でしょ?」
エルザさんの質問にノーランはそう答える。どうやらこのノーランは本物らしい。つまり、偽物が俺たちを襲撃してきたわけではないということだ。
「妖精の尻尾、猫どもは挨拶変わりだ」
先頭に立つ仮面の男がそう言うと、昨日ノーランの肩に乗っていた黒い生き物の顔がシャルルの物に変わり、コテンッと倒れてみせる。
「お前らがシャルルとセシリーを・・・許さねぇぞ・・・」
早くも一触即発の俺たちと大鴉の尻尾。
「祭りを楽しもう」
それだけ言い残し、大鴉の尻尾は俺たちから離れていく。
シャルルとセシリーをやられた恨み、必ず返してやるからな!!
『さぁ!!予選突破チームも残すところあと2つ!!』
アナウンスの声で一度冷静さを取り戻す俺たち妖精の尻尾。1つは剣咬の虎というのは間違いないだろ?あと1つはどこだ?
「まだ強ぇギルドが隠れてやがったか」
「ジェラールが言っていた魔力と関係あるのか?」
グレイさんとエルザさんがそう言う。俺たちは次のチームが入場する入り口へと視線を向ける。
『予選2位通過!!おおっとこれは意外!!落ちた羽の羽ばたく鍵となるのか!?まさかの・・・まさかの・・・
妖精の尻尾Bチームだぁ!!』
入場してきたのはメンバーを見て驚く俺たち。
「ミラさん!?」
「ガジル!?」
「ジュビア!?」
「エルフマンさん!?」
「ラクサスとか反則でしょ!?」
俺たちは同じギルドのメンバーであるミラさんたちの登場に声を上げずにはいられない。
「妖精の尻尾がもう1チームとは」
一夜さんはなぜか俺たちのギルドから2チーム出ているのにそこまで驚いた様子もなくそう言う。
「つーかつーかつーか!!なんでミストガンがいるんだよ!!」
ナツさんはBチームの後ろにいるミストガンを指さしてそう言う。ミストガンはエドラスに帰ったからここにいるはずないのに、なんでここにいるんだ?
「まさか・・・お前ジェラール・・・?」
エルザさんがそう言うとミストガンは口元に人差し指を持ってきて「シーッ」と言う。
「「「マジか!?」」」
なんといきなり俺たちもルール無視。ギルドメンバーじゃない人を使っ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ