新規ギルド
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や、女の子同士だからいいのか?
「レオン!!助けて!!」
「いいじゃんシェリア!!女の子同士なんだからぁ」
レオンに助けを求めるシェリアさんとあくまで逃がさないソフィアさん。
「あの2人も仲いいの?」
「まぁ俺ら4人は年齢近いからな」
「よく仕事先でも会うし、それなりに仲はいいと思うよ」
俺の問いにレオンとタクトさんが答える。へぇ、レオンたちは年齢近いんだ。てかタクトさんこの身長で年齢近いの?少し怖いんだけど・・・
「ねぇ、あっちも見たことない人だけど・・・」
ルーシィさんの視線の先にいるのは青い天馬の残りの1人・・・てか人じゃなくてウサギの着ぐるみだった。ウサギの着ぐるみはかっこよくポーズを決める。
「あの中って誰が入ってるんですか?」
俺は気になったのでタクトさんに聞いてみた。
「さぁ?俺もヒビキさんたちも知らないよ?」
「え?」
タクトさんの返しに思わず声を出す俺。同じギルドなのに知らないってありなの?
「それってあの人ギルドの人間かわからないってことか?」
「うん。俺は見たことないよ」
「それってルール的に大丈夫なの!?」
「まぁ大丈夫なんじゃない?」
レオンといつのまにかシェリアちゃんから離れてこちらに来ていたソフィアちゃんが質問するとタクトさんは適当にそう答える。いいのかよ本当にそれで・・・
『続いて、予選通過3位!!』
俺たちが闘技場の中で盛り上がっているとそんなアナウンスの声が聞こえる。そうだ!!まだ予選通過チーム全部は出てきてなかったんだ!!
『おーっとこれは意外!!初出場のギルドが3位に入ってきた!!真夜中遊撃隊、大鴉の尻尾だぁ!!』
黒い煙の中から姿を現す魔導士たち。それを見てマスターたちの表情が一変する。
「大鴉の尻尾だぁ!?」
「これは、マスターの息子のイワンのギルド」
ナツさんとエルザさんがそう言う。
「でもそれって・・・」
「闇ギルドのはずだろ?」
ルーシィさんとグレイさんがそう言う。闇ギルド!?
「こんなのが大魔闘演舞に参加していいのか!?」
マスターが観客席から怒りの声を上げる。いくらフィオーレ一のギルドを決める祭りだからって、闇ギルドまで参加していいのかよ!?
『えー、公式な情報によりますと、大鴉の尻尾は7年以上前から存在してましたが正規ギルドとして認可されたのは最近のようですねぇ』
『うむ。ギルド連盟に認可されている以上、闇ギルドじゃあないよなぁ』
実況のチャパティさんと解説のヤジマさんがそう言う。すると、俺はその大鴉の尻尾にある男を見つけた。
「お前は・
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