新規ギルド
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るひとつの勝利の女神って奴ですね!!」
「幽霊だけどな」
応援に駆けつけた初代の姿を見てナツさんと俺は喜び、グレイさんは冷静にそう言う。
『さぁ!!続いては予選7位通過、地獄の猟犬軍団、四つ首の猟犬!!』
「ワイルドォ!?」
「「「「「フォー!!」」」」」
アナウンスの声と共にギルドマークの入った旗を振りながらなんともテンションの高い男たちが入場してくる。それと同時にさっきの俺たちとは違い大きな歓声が起こる。
「今年こそ優勝したれや、野郎共」
四つ首の猟犬のマスター、ゴールドマインがそう言った。
『予選6位通過!!女性だけのギルド、大海原の舞姫、人魚の踵!!』
「そんなギルドがあったのか!!」
アナウンスを聞いてハッピーがそう言い、うちの応援席の男性陣は目をハートにしていた。
『5位は漆黒に煌めく青き翅、青い天馬!!』
『みんなぁ!!頑張れぇ!!』
俺たちと面識のある青い天馬は一夜さんを先頭にヒビキさん、レンさん、イヴさんもいる。その後ろに無限時計で少しだけ話したタクトさんもいた。でもあの青いうさぎは何だ?
『続いて予選4位!!愛と戦いの女神、聖なる破壊者、蛇姫の鱗!!』
ピンクの煙の中から現れたのはさっきまで俺と色々と話していたレオンがいる蛇姫の鱗だった。ギルドのエース格であるリオンさんを先頭に俺たちが天狼島から帰還したあとギルドに挨拶に来た犬っぽい人と眉毛の人、ジュラさんとさっきレオンを呼びに来てたビックテールの女の子が並んでいた。
「なんで予選4位なんだい!!手を抜いたのかいバカ者!!」
そう言ったのは蛇姫の鱗のマスター、オーバ・ババサーマ。確か蛇姫の鱗って去年までずっと2位だったらしいから予選4位というのは不満があるんだろうな。
「ごめんなさいオババ様。あたしとレオンがドジしちゃって・・・きゃっ!!」
ビックテールの女の子が観客席にいるオーバさんの方を見上げながらそう言うと何かにつまずいたのか前のめりに転びそうになってしまう。
ガシッ
しかしそれを後ろにいたレオンが抱き締めるようにして支えた。
「大丈夫?」
「うん。ありがとうレオン」
後ろから抱き締めている形のレオンと抱き締められているビックテールの女の子。それを見た俺とウェンディは、
「「おお〜!!」」
なんだか恋人みたいな形になっている2人に見とれてしまっていた。
「誰だあいつら?」
「いつもの愛はどうした?愛は」
ナツさんとグレイさんが見慣れない
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