第2話
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すると…、
「キャ〜、覗き〜〜!」
道経「??」
背後から女性の声がした。
道経が振り向くと、そこには下着姿の女子生徒がいた。
「覗きよ〜!覗きがここに居るわ〜〜??」
「なんだと??
者共であえであえ〜〜!」
『ワアァ〜〜!』
道経「やっば??」
事態を聞きつけ女子達が集まり出した。
この事態に道経はその場から離脱しようとしたが……
「逃がさないわよ??」
道経「げ??」
『さ〜て、覚悟は出来てるでしょうね〜〜??』
道経「ぎゃ〜〜〜〜??」
1人の女子に捕まり、道経はフルボッコにされた。フルボッコにされた道経は断末魔の叫びを上げて沈黙した。
陽一達も女子達にあっけなく捕獲された。
ーーーーーーーーーー
一方……
『ワイワイガヤガヤ……』
影御雷「本当煩いな……盗人でも入ったのか?」
影御雷は未だ部屋で勉強をしていた。
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その頃道経達は十字架に貼り付けられ、一晩の間女子達から醜態を晒されていた。
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それから一夜明けた早朝5:50。
道経達は黒と白の縞模様の囚人服を着せられ、鉄格子で囲まれた部屋に置かれたパイプ椅子に座らされていた。
?「全く、女子風呂を覗こうとして捕まるとは……。」
?「最低な男共だな??」
『……(悔しいが言い返せねぇ……)』
2人の女子生徒が道経達に罵声を浴びせていた。
一方は厳つい目付きで、もう一方は胸元がこれでもかと言わんばかりに肌けている。
ーーーー
?「会長 」
するとそこへ、もう1人の女子生徒が姿を現した。
容姿はゆるふわ系で妖艶にも見える。
?「花か、どうした?」
花「みなさんにお会いしたいという方がお見えですが……。」
厳つい目付きの女子生徒は姿を現した女子生徒に聞く。
その厳つい目付きの女子生徒から花と呼ばれた女子生徒はみんなに会いたい人がいる事を言った。
?「私達に会いたい人?
イイだろう、通せ!」
花「はい、どうぞ……」
厳つい目付きの女子生徒はその人間を通すように言った。
言われた花はその人間を室内に通した。
その人物は……
影御雷「失礼します。」
道経「げ、先輩??」
「「「「??」」」」
入って来たのは道経達の先輩の乱月 影御雷であった。
この影御雷の登場に道経達は驚きを隠せなくなった。
この時の影御雷は、制服姿でありながら2本の刀を腰に差していた。
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