第七幕その九
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とかく本ばかり読んでいて身体を動かすこととは縁がありませんでした。
「今もだけれどね」
「じゃあ先生は今も青春なんだね」
「読書ばかりしているからかな」
「うん、そう思うけれどどうかな」
「そうなるかな」
先生は狼さんの言葉を受けて首を少し傾げさせて応えました。
「もうそんな歳じゃないけれど」
「いやいや、青春は年齢じゃないじゃない」
「そういう問題じゃなくてだね」
「自分が青春だと思うからこそね」
それ故にというのです。
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