神会
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おるということは、お主の子も【ランクアップ】したようじゃな」
「まぁの。半つ……三年待って漸くじゃ。これでデイドラにも格好いい名前をつけてもらえるぞ」
「「……ああ」」
そう言えば、そうだった。幼女神、子供たちとおんなじ感覚なんだよなぁ……
純粋無垢だからか、他が笑い転がるような二つ名でも、素直に格好いいと思ってしまう。
喜んでるならそれでいいんだけど、第三者からみるとうわぁ……てなる。
ノエルちゃんのときも嬉々としてたけど、僕は何も言えなかったし。
……あれ? でも、デイドラって子、ファミリア入って三年も経ってたっけ? ……ま、いっか。
式に比べたら、ほとんどのことが軽く見えてしまう。
「しっかし、今日はまた一段と増えとるのぉ」
「そうなのかえ?久しぶりの参加じゃからよくわからんのじゃが」
……今気づいたけど、同じような言葉が両サイドから聞こえてくるとなんか妙な気持ちになってくる。
見た目も声も違えんだけどなぁ
「じゃ、始めるでー」
三十くらいの神が集まったところで円卓についていた神の中から間延びした声が響いた。
今日はロキが司会進行を務めるらしい。遠征でほとんどの子がいないから暇なんだと思うけど。
「第ン千回神会開かせてもらいます、今回の司会進行役はうちことロキや! よろしくなー」
『イェー!』
立ち上がったロキに同調するように他の神も騒ぎ出し、やんやの喝采と一緒に拍手も起こる。となりの二柱もノリノリだ。
仕方なしに僕も拍手だけ送っておこう。一応、仲良くはさせてもらってるし
『何でロキが司会進行役なのさっ』
どうやら、ロキが進行役というのに納得していないのもいるようだった。あれは……ロリ神こと、ヘスティアか。初参加のようだ。
てか、よくみたらフレイヤまでいるし。珍しい
「よぅし、サクサクいくで。まずは情報交換や、面白いネタ報告するもんおるかー?」
「ハイハーイ! ソーマ君がギルドに警告食らって、唯一のご趣味を没収されたそうです!」
『なんだってぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?』
ソーマって……あの趣味神のことか。
いつやらかすかなーとは思ってたけど、とうとうやらかしたのか
「で、ソーマの趣味ってなに?」「全く知らねえ」
「確かお酒作りだったと思うよ」
「あー、もしかせんでも、エイナちゃんの仕業かぁ……」
「まさかの孤独神様ネタが来たー!」
「続きはどうなったんじゃ?」
「膝を抱えて部屋の隅から動かないらしい!」
「見てぇええええええええええええええええええええええええええええええええ!!」
「俺ちょ
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