暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 〜黒の剣士と神速の剣士〜
SAO:アインクラッド
第11話 迷宮区での競争
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キリトたちは街を出ると早々と森を抜け迷宮区に入る。

「そうだ、カゲヤ。どっちが先にボス部屋を見つけるか勝負しようぜ」

キリトはニヤリと笑いながら言う。

「いいだろう。望むところだ!」

カゲヤも少し笑いながら言う。

「よし、行くぞ。よーい、どん!……て、はや??」

「俺の敏捷力をなめるなよ?」

カゲヤは走りながら言ったがその声はキリトには届かなかった。
カゲヤが言った時点でキリトとの距離はすごく離れていたのだ。
だがカゲヤはそんなことは気にもとめずそのまま迷宮区を駆け回る。
キリトはカゲヤを追いかけるように進むがものの数秒でカゲヤを見失ってしまった。

「速すぎだろ…」

そう呟きながらキリトは迷宮区の2階へ上がっていった。









カゲヤside


迷宮区18階


「しまった。キリトにマップデータ渡すの忘れてた…」

俺は18階に到着すると思い出した。

「まぁ、あいつならすぐ追いつくか」

俺は目の前に現れた敵に向かって走った。









キリトside


迷宮区16階


「確かカゲヤは18階まで行ったて言ってたな。はやく追いつかないと」

目の前のモンスターを屠ると俺は迷宮区の奥へと進んだ。









カゲヤside


19階へと繋がる階段の前。
俺は運悪くモンスターと出くわした。
《ウォーハンマーオーク》が鎚を俺に向かって振り下ろす。
俺はオークの背後に回って回避するとオークの背中に数回剣で攻撃し後方に退いて距離を置く。
オークが振り返ると同時に地面を蹴りオークに向かって走る。
神速スキルは使っていないがそれでも元から敏捷力は高いからオークが振り返る頃には横を斬りつけながら抜け、オークの後方にいた。
だが、俺は止まらず反対側を斬りつけながら抜けるとオークの正面に止まり、少し溜めてからオークの正面に突きを放つ。
突きをくらうとオークのHPは0になりポリゴンの欠片となって砕け散った。

「さて、次の階も手っ取り早く済ませて最上階へ行くか」

俺は剣を鞘に入れながら階段を上った。








第3者side


今の段階でカゲヤが19階、キリトが17階と間は2階も離れていた。
マッピングはカゲヤは50%、キリトは20%と格段にカゲヤが速かった。
だが、攻略のペースではキリトは遅いとは言えなかった。
キリトはカゲヤに勝らずとも劣らない速さで攻略していた。
まぁ、傍から見たら2人共、異常な速さで攻略していることになる。
だが迷宮区に入ってから既に2時間半も経っていた。
それでもカゲヤがボス部屋を見つけ
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