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第四話 チーム中等科
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集まり。 一分も経たないうちに集合時間は一時、オヤツは飴のみと話が纏まった。

「それじゃ、僕らはミウラを迎えに行くからまた後で合流ね」

「うん、ばいばーい!」

「また後で〜!」

「......」

 元気にブンブン手を振る陛下とリオの横でコロナがこちらを見ている。 目を凝らしてみれば手に何か持っているのが分かった。

 ......もしかして成績表?

 成績表を持つ手の人差し指がある一点を指していた。 中等科とは科目数が違うため何の科目を指しているのかハッキリと判断出来ない。 だが、たぶんあの科目だろう。

「ぶいっ!」

 実技試験。 どうやら納得いく結果だったらしい。







 学院からほど近い駅から下校する生徒たちで混雑するレールウェイに十五分ほど押し込められ、降りた駅から徒歩で約十分。 海沿いに一際目立つ家屋が見えた。 八神家だ。
 海上警備部捜査司令官の住む家には相応しいビックサイズ。 家族の多さを考慮しても過剰な大きさと思える八神家はしばしば同僚たちとのパーティ会場になってるとか。

 八神家の前の砂浜にはちらほらと歳の近そうな子供たちがいた。 八神道場の門下生だろう。 長剣片手に指導しているピンク髪のポニーテルと側で腕を組みジッと門下生を見ている白髪のゴツい男性の二人が主な指導者だ。

「シグナムさん、ザフィーラさん、こんにちは」

「むっ......おお、シルトにストラトスか。 久しぶりだな」

「ザフィーラさん、組手しましょう組手」

「......お前は相変わらずだな」

 烈火の将シグナム、盾の守護獣ザフィーラ。 二人は守護騎士と呼ばれる人はまた違った一風変わった存在だ。 まあそこを気にする人はあまりいないので説明は省く。 敢えて言うなら夜天の魔導書の優秀さに脱帽。

「荷物とミウラを取りに来たんですけど、ミウラの姿が......」

「ミウラならさっきシャワーを借りると家の中に入って行ったぞ。 汗臭い状態でお前たちに会いたくなとな」

「わざわざマメな人ですねぇ......」
 
「女は身嗜みに気をつかうものだ。 ......どれ、ミウラが来るまで私たちも一つ手合わせをしようか」

 爽やかな笑顔、キラリと太陽の光で輝く白い歯、ギラリと鈍い銀色に輝く魔剣レヴァンティン。

 ......レヴァンティン......?

「僕は八神司令に近いタイプの魔導師ですよ! 近接戦闘なんて基本想定してませんからね!?」

「なあに、アインハルトとよく拳を交えているなら私との手合わせなど容易いだろう......ほら、アレとやっているのだろ?」

 シグナムの向ける視線の先には、衝撃波で砂塵を巻き上げながらザフィーラと
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