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Tales Of The Abyss 〜Another story〜
#24 六神将・鮮血のアッシュ
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と言う事も判った。
(ジェイドが無事でよかったけど、 ……この状況を打破できるか?あの男……かなりの使い手……?? だけどあの顔、ルークと……)
アルは、この時初めて相手の顔をはっきりと見た。
「さすがは
死霊使い
(
ネクロマンサー
)
殿……。しぶとくていらっしゃる……」
その男、アッシュは笑いながらジェイドの方を見ていた。そこへ攻撃を入れようと集中していたその時だ。
「アッシュ! そのへんにしておけ! 閣下のご命令を忘れたか?」
もう1人、後ろから、いや頭上から現れたのだ。更に敵が増えた。
「リグレットか……?」
「く!!」
アルは、再び両腕に集中したその時。
「……妙な真似はやめておけ小僧」
あの女、リグレットと呼ばれている女から、銃弾が頬を掠めるよう飛んできた。ワザと、外したのだろう。忠告だと言う事だ。かなりの腕前だと言う事がはっきりとした。
「ちっ 捕らえてそいつらを閉じ込めておけ!」
邪魔をされたのに腹が立ったのか、アッシュはそのまま命令し、後ろを向いた。
「報告します! 導師イオンをタルタロス広報の森林地帯にて拘束しました!」
「アッシュ 私が行こう」
リグレットがそう言うと、アッシュは頷いた。
「あぁ……、任せる」
アッシュはそれだけ言うと、離れていった。
そしてルーク・ティア・ジェイド・アルの4名は、拘束された。
そう、拘束されたのは、4名だけだった。
アルが助けようとしたあの兵士は、もう息を引き取っていた。
連行される前に、あっちにいる兵士も頼むと頼み込んだのだが、隠れられていても厄介だと判断した兵士が確認に行った所、 もう冷たくなっていた。
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