第1章 光をもとめて
第2話 鬼畜戦士と童顔戦士
[12/13]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
。私もミンミン先生から特別生徒に……「下らん情報はいらんと、言っているだろうが!」はう〜〜!!」
更に挟み込む両拳に力をいれ、グリグリとお仕置きするランスだったが、ある程度したら解放は勿論した。
今回は若干いつもよりは長く感じたシィルだったが、とりあえず解放された事に安堵し頭を摩った。ランスは、鼻息を荒くしていたが……冷静になってシィルの姿を見てみるといつもと違う服装になっているのに気がついていた。
所謂学生服。純白の制服を着ている。
「ふむ……ほうほう……」
顎に手をあて、品定めをするようにシィルを眺めた。その視線に気づいたシィルは。
「あ、ランス様。この学生服。似合っていると思いませんか?この服気に入っちゃいまして…」
「ふん。馬鹿者。似合ってなぞない。赤点、欠点、落第点、だ」
「しくしく……、すみません」
因みにランスは、新鮮で良い と内心では思っていた。付け上がるから、と言う理由で口にはしない。いつもの奴隷服の方が露出度は高い、が。
「まぁ、いつも通り寛大なオレ様だから、単位はくれてやろう! その為の授業……、そこの茂みで一発ヤるぞ! シィル!」
「……えっ!私、これから授業で…。」
「馬鹿者!これはオレ様直々の保健体育。即ち性の授業だ。大切な授業だろう?下らんのよりよっぽど為になるぞ! がはははは!!」
シィルの事を食い入るように見ていたランス。
普段から同じようにしているのだけれど……、シィル相手には素直になれないのだろうか? シィルはと言うと、やっぱり ランスの言う事は絶対なので、見つかるかもしれない場所で、ビクビクしつつも、言う通りに 身体を差し出していた。
更に数十分後……、艶々とさせながら出てきたランス。
まぁ、勿論一発で終わる筈もなく、回数にして四発もしたようで、勿論後始末は大変だ。
「あぅぅ……、ランス様酷いです……」
「がははは! グッドだ!引き続き、しっかりと調査をしておけよ!」
4発も抜いたから、所謂賢者タイム、すっきりしたようで、ランスは学園を後にした。
それを勿論律儀に見送ったシィルは、ランスが見えなくなったところで、素早く行動に移す。直ぐ傍にある水道水を使い、身体に付いた白濁液をさっと洗い流しながら服も同じく洗い流す。
長く時間をかけていられないので、《炎の矢》を更に小さくさせた《プチ炎の矢》を使用し、器用に服を乾かす。
この手際のよさを見れば解る……。こういった状況は日常茶飯事なのだと言う事が。だが、学園での事は勿論初めてだから、いつもよりシィルは焦っていた。
全てを整え、教室に戻った時には、動悸がして息切れもあり……結局保健室へ戻されてしまったのだった。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ