第13話
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達はそれを見てポカンとしてるが、私はこれまでの“ループ”で似たような光景は何度も見ている。もちろん、メイド服を着せられていたのは日奈森あむでは無かった。それは志筑仁美だったり、上条恭介だったりしたが、今はどうでもいい。
「はっ!あなた達、どうしてここに!?」
と、ここでようやく優木沙々が私達に気付いた。
「決まってるでしょ!あむを返してもらうよ!!」
そう言ってさやかが魔法少女に変身した。
「残念ながら、そうは行きませんよ。」
すると、優木沙々も変身して、周囲に彼女の下僕の魔女による結界が展開された。
「皆、作戦通り行くよ!!」
美樹さやかがそう言うと、巴マミと呉キリカが変身し、まどかも弓を構えた。私は直様美樹さやかの足を払って転ばせる。
「あたっ!転校生、あんた何を!!」
美樹さやかが私に文句を言おうとした時、彼女の頭のあった場所を銃弾が通り過ぎた。それを撃ったのは、巴マミだった。
「マミさん!?」
「どうして!?」
突然、巴マミが美樹さやかを攻撃した事にまどか達は混乱する。でも、私はその原因が分かっていた。何故なら、これまでの“ループ”でも同じ事が起きていたから。
「あら、何で分かったのかしら?」
「さあ?何でかしらね?」
優木沙々の質問に私は惚けるように答える。
「転校生、もしかしてマミさんもあいつに操られてるの?」
「おそらく、あなた達と合流した時点でね。だから予定変更よ。私が巴マミと魔女を纏めて相手するわ。美樹さやか、あなたは優木沙々を倒しなさい。呉キリカは予定通り日奈森あむの足止めよ。」
「ちょっと転校生!あんた1人でマミさんと魔女全員の相手とか無茶にも程があるでしょ!」
「大丈夫よ。」
叫ぶ美樹さやかにそう答えると、時間停止を使って彼女から離れた。
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私とキリカさんは予定通りあむちゃんの所に来た。
「あむちゃん!目を覚まして!!」
「洗脳なんかに負けちゃいけないわ!!」
「あむ!」
『君はその程度の人間じゃ無いハズだろう!!』
私とエイミー、それにキリカさんとレンで呼びかける。その時・・・
「何で、来たの?」
あむちゃんが口を開いた。それと同時に4つの小さな影が現れた。ラン達だ。でも、いつもと姿が違う。ランは日焼けした肌に学ラン姿。ミキは黒いワンピースを着て髪が長くなっていた。スゥは和服のエプロンからエプロンを付けている。ダイヤは黒い服を着て肌が浅黒くなって髪型がポニーテールになっていた。色々な姿をしているけど、全員共通している物があった。それは、頭に??の飾りを付けている事
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