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ジョジョの奇妙な冒険〜restart〜 究極への挑戦
ディスティーノの仕事。の巻
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ディスティーノの仕事の巻

ディスティーノside

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城乃「それじゃあ早速お兄ちゃんには夕紀と一緒に仕事に行ってもらおうかしら。」

上定「仕事?」

司「スタンド狩りを倒す仕事ですよ。」

上定「あぁ」

城乃「スタンド使い狩りじゃあなんかあれだし、私たちはスタンズって読んでるわ。」

上定「スタンズ・・・」

グリード「スタンズには2種類の武器がある。一つは、ただスタンドに攻撃のできる武器『ノーマル』だ。」

司「もう一つが、スタンドに攻撃することができ、武器そのものからスタンドのような化身を出すことができる『アブノーマル』だ。」

承太郎「もう一つ、ノーマルを使っている本体は決まって吸血なんだ。」

上定「吸血鬼ィ?」

承太郎「吸血鬼は不死身で、太陽の光または頭部の完全破壊をしなきゃ死なないんだ。」

グリード「例外にも波紋という能力が使える人間は吸血鬼を殺すことができる。」

城乃「でもこの中に波紋を使えるのはグリードだけだから私たちは頭部破壊じゃないと吸血鬼を倒せないのよ。」

上定「そうか、まぁ頭部を破壊すればいいんだね。じゃあ簡単だ。」

承太郎「吸血鬼・・・」

司「承太郎さん?」

承太郎「いやなんでもない。」

吸血鬼、承太郎、いやジョースター家の血統には吸血鬼と因縁がある。それはかつて人を吸血鬼にしてしまう仮面、『石仮面』から始まったジョースター家の数奇な物語。鎖で繋がれた宿敵。残酷な覚悟の旅路。
吸血鬼DIOから始まったジョースター家の物語は、切っても切れないどころではなく。例え世界が『一変したとしても』終わらない因縁があるのだ。

承太郎(吸血鬼・・・か、DIOの野郎を思い出すぜ・・・やれやれだ、この戦いは骨が折れそうだぜ・・・)

城乃「スタンズ集団は決まって夜に現れる。それでお兄ちゃんには今日の深夜発の汽車に乗って欲しい」

上定「その心は?」

城乃「私たちにスタンズ集団の情報を提供してくれる情報屋があるんだけど、そこの人たちが出張で今日の夜行列車にのっているのよ。おそらくスタンズ集団はそこを襲ってくる。情報屋は奴らにとって厄介な存在だからね・・・」

上定「それの護衛をすればいいんだね?」

城乃「ええ。アブノーマルのスタンズ使いは全部で6人。とりあえずの目標として、一人をテクダウンしてここに連れてきて欲しい。」

上定「やっぱりアブノーマルのやつも吸血鬼なのか?」

城乃「いや、アブノーマルは吸血鬼じゃないのよ。」

上定「そうか」

司「よろです、上定さん。」

上定「よろしく。」


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