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序章
第2話 聖杯戦争開幕
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理に従うならば応えよ。
誓いを此処に。
我は常世総ての善と成る者。
我は常世総ての悪を敷く者。
汝三大の言霊に纏う七天、
抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ!」
そうこれは原作fateで用いられたサーヴァントの召喚呪文だ。俺はとにかくこれれにかけてみた。だが、詠唱が終わるころには俺は立ち止まっており、敵人形が襲ってきた。もうだめかと思ったその時、
「ほう、これまた古い召喚を用いる。よかろう。そこの少し待たれよ、そこの者お主の様な木偶には惜しい存在。寄ってこの私がもらい受けよう」
周りにあったステンドガラスが砕け、共に部屋に光がともった。そして部屋の中央目の前に一人の人間の様な胸の豊かな白い着物を着た女性が居た。
「良き魂は我が下に、悪しき魂は悪・即・除!サーヴァントキャスター召喚に従い参上した。貴方が私の主で構わぬな」
「ああ、構わないキャスター」
「良かろう契約成立じゃ」
すると左手の甲に鈍い痛みが生じ、見てみると手の甲には3つの模様が浮かび上がっており、俺はすぐにこれが令呪と分かった。
「取り敢えず我の背後に居る木偶はお任せよ」
「分かった。キャスターお前の実力見せてくれ!」
「承知した」
そう言ってキャスターは人形と戦闘を始めた。そして戦闘が終了するのにそう時間はかからなかった。俺が指示を出さなくても、キャスターは自分が持っていた小刀で人形に攻撃を繰り出し、そして人形は粉々に砕け散った。
「手に刻まれたそれは令呪。サーヴァントの主人となった証だ。使い方によってはサーヴァントの力を強め、あるいは束縛する。3つの絶対命令権。使い捨ての強化装置と思えばいい。ただしそれは聖杯戦争本線の参加証でもある。令呪をすべて失えば、マスターは死ぬ。注意することだ。取り敢えず、ここがここのゴールだ。ずいぶん未熟な行軍だったが、君の様なイレギュラーすぎる存在がマスター候補は初めてだ。だからなお見ごたえ溢れる者だ、誇りたまえ」
何故かこの声を聞いているとあの似非神父を思い出すのは俺だけではない気がする…
「おや、私の素性が気になるかね?光栄だが、そう大したものではない。」
それはそうだ。これは定型文、こいつの癪に障る喋り方に文句を言っても始まらないのだから。
「その通りだ。君は特に異例中の異例。君に、何者かから祝辞が届いている。゛光あれ″と」
出来ることならそいつにはどうもとでも言っといてくれ、取り敢えず俺は眠い。なぜかって?そんなことは決まっている今の俺には血が足りないのだから………
「キャ、キャスター取り敢えず、後は任せた…」
「マ、マスター!?」
俺は床に倒れ嗜好がホワイトする瞬間キャスターの声
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