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序章
第2話 聖杯戦争開幕
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く聞こえてきた。だが俺はそんな声には耳を傾けずこの従者と共に、俺は奥へと進んでいった。
奥に進んでいくとその場所は学校の面影は微塵も残ってなく、いつ物陰から怪物が現れ襲われてもおかしくない空間。地下迷宮と化していた。
俺は正直今この状況を確実に楽しんでいた。
「ようこそ、新たなマスター候補よ」
どこからともなく声が聞こえてきた。
「君が何かを得たいのなら、まずはゴールを目指すがいい。さあ、足を進めたまえ」
「ふ、言われるまでもない」
俺はそう呟きさらに奥へと足を進めた。そして奥に進んでいくと、敵性プログラムとの戦い方やアイテムフォルダなどの説明を丁寧に受けながらさらに奥へと進んだ。
そしてこのダンジョンの最奥、ステンドガラスに囲われた息苦しさを感じる荘厳な空間。大抵の奴ならここがゴールと思うだろう。だが違う、ここはゴールではない。それどころかここはまだスタートラインでしかないのだから。
すると俺の近くに一体の死体があった。それどころか周りには何十何百という死体が転がっていた。ある者は体を貫かれ、またある者は体を両断され、他にも様々な死に方をしていた者が居た。
すると近くに居た死体のすぐそばに居た人形がカタカタと音をたて立ち上がり、大きく体を振りそのままこちらに突進してきた。
「敵だ、奴を撃退しろ!A!A!G!B!B!B!」
何度かこちらの攻撃は当たった。だが俺の人形の攻撃はまるで予想していたかのようにカウンターが決まりあっさりやられてしまった。そして俺は敵人形の攻撃を受け後方に飛ばされた。普通の人間ならやられてもおかしくない攻撃だった。だが俺はゆっくりと起き上がった、どうやら転生時の俺自身のステータスはすでに更新されているようだった。だが、先ほどの攻撃で無傷ではないようで腕から血が流れていた。
「チッ!仕方ねぇ一か八かやってみるか、俺はまだ死ぬ気は無いんでな!」
俺は血を垂らし円を描きながら全力で走った。そして円の中には星のマークを描いた。そして走りながら俺は一つの呪文を呟いた。
「素に銀と鉄。
礎に石と契約の大公。
祖に我が大師シュバイオーグ。
降り立つ風には壁を。四方は門に閉じ、
王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ
閉じよ閉じよ閉じよ閉じよ閉じよ。
繰り返すつど幾度。ただ、満たされる刻を破却する。
Anfang
告げる。
汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
聖杯の寄るべに従い、この意、この
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