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魔法科高校〜黒衣の人間主神〜
九校戦編〈下〉
九校戦九日目(5)×久々の家族行動と決勝戦で使ったバーストモード
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下となっている訳だ。それについてはエンジニアが一番知っている事だと思うが、第一ピリオドから最終ピリオドまで飛行したままとなっているな』

『深雪様が棄権しない限り、一高の総合優勝が決定します。一番確実な戦法としては足場の上に留まって何もしない事ではありますが、そのような戦法をしなくとも深雪様の意志で降りて来ないまでずっと飛んでいられますね』

ここまでのポイントは大差で一位となったが、休憩時間になっても降りてこない深雪だったので他選手だけは休憩となっていた。バーストモードを使えるのは、想子(サイオン)が枯渇しないぐらいの保有量がある深雪だから出来る事だ。

総合優勝も大切だが、個人優勝を犠牲にするべきという考えもなく声援と信頼を受けた深雪は最終ピリオドの空へと舞上がっていた。決勝戦が終了と共に降りてきた他校選手は、湖上の足場に膝をつき、荒く息を吐く選手だったが夜空をソロで妖精の舞を舞い踊っていて最早チートに近い感じで最後の光球を叩いたのだった。試合終了と共に、熱狂的な拍手となっていた。
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