第12話
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のは、彼女の固有魔法よ。彼女は魔女を自分の手下として操る事が出来るの。」
「魔法少女が魔女を!?」
マミさんの言葉を私達は信じる事が出来なかった。だって、魔法少女と魔女は敵対関係にあるんだよ。それをどうやって・・・
「信じられないかもしれないけど、本当よ。おそらく、彼女の魔法は洗脳関係だと思うわ。それを利用して複数の魔女を操って攻撃を仕掛けて来たの。でも、それ以上に問題だったのは・・・日奈森さんが操られていた事よ。」
「あむちゃんが!?」
「ええ。戦っている途中、魔女の口付けを確認出来たから、きっと手下の魔女に口付けを付けられて結界に連れ込まれて来た所を洗脳したのでしょうね。」
「ちょっと待って!って事はそいつの魔女も人を襲うって事!?」
「おそらく、そうでしょうね。」
さやかちゃんの質問をマミさんは肯定した。それを聞いてさやかちゃんは拳を握り締める。なんだか、その沙々って子に対する怒りであむちゃんの事を忘れてるみたい。
「あの、マミさん。それで、あむちゃんの様子はどうだったんですか?」
「虚ろな目をしてたわ。魔女の口付けを付けられた人特有の症状よ。それとあの子のしゅごキャラ、??キャラになってしまっていたわ。」
「??キャラに!?本当ですか!?」
「ええ、たまごの状態だったけど、確かに??のマークが付いていたわ。それで、4人とキャラなりして、魔女と一緒に私に襲いかかって来たの。しかも、魔女が日奈森さんをサポートする形で攻撃して来たから、反撃出来なくてさっきの有り様よ。それでも、何とか魔女を1体倒して逃げて来たんだけど。」
「そんな・・・」
ラン達に??が付いちゃったなんて、浄化が出来ない私達はどうすればいいの・・・
「大丈夫だよ、まどか。」
すると、キリカさんが私に言った。
「その操ってる魔法少女と、口付けを付けた魔女を倒せば、きっと何とかなる。」
「今は、そう信じるしか無いわね。」
マミさんもキリカさんと同じ意見みたい。そうだね。うじうじしていても、あむちゃんは戻って来ない。
「・・・分かりました。絶対、あむちゃんを助けましょう!」
「そうと決まったら、戦力を集めないとね。」
「あれ?あたし達だけじゃダメなんですか?」
マミさんの言葉にさやかちゃんが質問した。
「言ったでしょう。優木沙々は多くの魔女を引き連れているって。それなら人手は多い方がいいわ。」
「まあ、確かにそうですけど。あたし達に手を貸してくれる奴って、居るんですか?」
「そうね。暁美さんなら、手を貸してくれるかもしれないわ。彼女も、優木沙々が見滝原で好き勝手するのは気に入らないでしょうし。」
「げっ、あいつかあ・・・」
マミさ
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