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ありがとう、大好きです
荒し
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れるか…」

鳴海の心は不安でいっぱいだった。

不 「大丈夫、僕に任せて」

貴 「うん、ありがとう」

鳴海の表情が良くなった。







貴 「じゃあ、行って来る」

不 「大丈夫かい?」

不二は心配そうな顔をした。

貴 「怖い、けど…これ以上、居場所を奪われたく無いから…行って来るね」

そう言い鳴海は教室を出だ。

貴 「…居たっ」

鳴海は担任に近付いた。

貴 「あの」

担任 「何だ」

担任はぶっきらぼうに言った。

貴 「私、教室には絶対行かないから、もう来ても無駄だから、精々頑張って下さいね、せんせっ」

そう言うと鳴海は担任に背を向けて帰って行った。

担 「((ギリィッ」









貴 「ハア」

不 「頑張ったね、ありがとう」

不二は鳴海の頭を撫でた。

貴 「ううん、大丈夫」

不 「じゃあ後は放課後だね」

後は放課後を待つだけだった。


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