友の声が聴こえる
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オスだけだ!!」
「うわああ!!」
コブラは怒りに身を任せ、さっきまでよりも強い振動の魔法を放つ。俺はその魔法を避けるすべもなく食らってしまった。
ウェンディside
「ナツ!!そっちはどうなってる!?ルーシィは!?」
ウォーレンさんが念話でルーシィさんたちの救出に向かったナツさんにそう聞く。
『急がねぇと・・・ルーシィが無限時計に取り込まれちまう!!』
「なんだって!?」
「ルーシィが無限時計と融合!?」
ナツさんからの念話を聞いたウォーレンさんとラキさんが驚きながらそう言います。
「もしかしてだけどさ〜」
「念話が届かないのはそういうわけってことね」
セシリーとシャルルがさっきから皆さんに念話を送っていたのに中々繋がらなかったことに納得する。
「何か私たちにできることは・・・」
「あんたは少し休まないと!!」
「今日も治癒魔法たくさん使ったからかなり消耗してるはずだしね〜」
私が何かできないか考えていると、シャルルとセシリーがそう言います。こんなときなのに、私は何もできないなんて・・・
「みんな、聞いてくれ!!急いで六魔将軍を倒してくれ!!ルーシィが無限時計に完全に取り込まれたら手遅れになっちまう!!」
ウォーレンさんが戦っている皆さんにそう伝えます。こうなったら、私はここで、皆さんのことを精一杯応援します!!だからお願い・・・ルーシィさんを助けて・・・
シリルside
「マジか・・・ルーシィさんは相当ヤバイ状態なのかもな」
さっきのウォーレンさんからの念話はかなり急いでいる声だった。チャンスを待ってる暇はない。そんなに時間をかけてたら、ルーシィさんが取り込まれてしまう!!
「聴こえてる。一刻も早く俺を倒し、星霊魔導士を助けねばか」
相変わらずコブラの聞く力は健在か。
「諦めろ水竜!!」
「諦めろだと?そんな言葉、俺の辞書には載ってないんだよ!!」
俺はコブラに蹴りを放つが、コブラはそれを一歩下がって確実に避ける。
「くぅ〜・・・」
まずいぞ。このままじゃルーシィさんを助けられない。せめて、もう一人誰かいてくれれば・・・
「もう一人いれば俺を倒せるとでも?そんなものに頼っている内は、俺には勝てん!!」
コブラが俺に攻撃するが、俺はそれをジャンプして避ける。
「水竜の砕牙!!」
俺がコブラが避けられないようにと何度も攻撃を振るうが、コブラはそれもすべて分かっており、軽々と交わしてしまう
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