暁 〜小説投稿サイト〜
バカとテストと死んだ世界戦線
ロッカーとガルデモとガールズトーク
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学習棟A棟 空き教室

明久「はぁ……はぁ……つ、疲れた……」

何とか校長室から脱出して、僕はガルデモの練習場所である空き教室に身を隠していた。生憎、空き教室には誰もいなくて助かったとホッとする

明久「……にしても…何だか…いつもより疲れたような……」

今までならこれくらい走っても何ともないくらいだけど、女性になったせいか急激に体力が落ちてるし………その…胸が揺れて走りにくい……

明久「何とかして戻らないとなぁ……」
『まーてー!みゆきちー!』
『しおりんやめてー!』
明久「今の声って……てか、こっちに向かってきてる!?」

や、やばい!急いで隠れないと!どこか…どこかに隠れる場所は……!?

明久「ここしかない…!!」

掃除用ロッカーに身を隠して何とかやり過ごすことにする。ロッカーののぞき穴から様子を少し伺うと、何秒もしないうちに関根さんと入江さんが空き教室に入る

関根「ふひひ……そこのお嬢ちゃん…もう逃げ場はないですぜ?」
入江「い……いやっ……」
関根「さぁ!大人しくスカートをめくらせ──痛っ!?」
ひさ子「毎度毎度、何をやってるんだお前は……」

関根さんが入江さんに襲いかかる前にひさ子さんのチョップがクリーンヒットする

入江「た、助かりました……」
関根「うぅー……ひさ子さんのチョップ相変わらず痛いです…」
ひさ子「お前も入江にセクハラすんのも大概にしろよな……」

飽きれたようにひさ子さんは近くのイスに座り、他の二人も座る

ひさ子「そういえば、岩沢は?」
入江「確かもう少しで来るはずなんですが……」
関根「ユイもまだ来てないですしねー。今日はアレをする日なのに…」

アレをする日……?ライブの練習じゃないなら、一体何なんだろう……?

岩沢「悪い。遅くなった」
ユイ「すいませーん!遅れましたぁ!」

数分後に岩沢さんとユイが空き教室に到着する。これでいつものガルデモのメンバーが揃う

関根「これで揃いましたね。じゃ、アレを始めますよ!みゆきち、せーのっ……」



関根・入江「「第1回!ガルデモガールズトーク開催!!(ポロリもあるよ☆)」」



二人はそう高らかに声を上げると、三人は拍手をする。しかし何でだろう……少しネーミングセンスが古い気が……

ひさ子「何か少しネーミングセンス古くないか…?」
岩沢「確かに…何をポロリさせるのかが分からないな……」
ひさ子「岩沢、ツッコミどころそこじゃないからな」

岩沢さんの天然ボケをひさ子さんが的確にツッコむ

関根「じゃあ、説明しますね。まず、この箱に入ってる紙を取り出します。そして、その紙に書かれてる内容を話題にして話していきますよ!じゃ、
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