エルザvs.ジャックポット
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の爪《ソニッククロウ》を受けたジャックポットの顔に、わずかながら亀裂が入る。
「やってくれましたねぇ、妖精女王」
ジャックポットは目を光らせ、エルザを睨む。そして力一杯スロットのレバーを引っ張った。
「毎度お馴染み!!」
「無駄だ。換装!!」
エルザはジャックポットのセリフで稲妻が来ると悟り、雷帝の鎧に換装する。だが、それを見たジャックポットは不敵な笑みを浮かべていた。
「稲妻ボーナス!!ではなく火炎放射!!」
「なっ!?」
なんとジャックポットはエルザの反応の速さを利用し、言葉で騙す作戦に出たのだった。
雷帝の鎧に換装したエルザにジャックポットの炎が襲いかかる。その炎の威力はすさまじく、エルザを簡単に飲み込んでしまった。
「実は実は!!解読完了しました!!」
一方、妖精の尻尾では、ジャンリュックやレビィたちの解読チームが『星空の鍵』の解読を終了していた。
「オオッ!」
「リアルナイトメアの止め方が分かったと?」
マカロフは皆を守る結界を張りながらそう言う。
「どうやら、無限時計に刻まれている刻印を消して、所有権を解除する他ないようです」
「ハッピーの推測は間違ってなかったんだね!!」
「裏付けが取れたってわけだ」
「今回はハッピーのお手柄だな」
ジャンリュックの言った無限時計の解除方法は、ハッピーが事前に予測していたものと同じだった。マカオやワカバはそれを聞いてハッピーを誉める。
「グリムリーパーとレーサーは下した。残るは四人」
「その四人を倒せば、ルーちゃんは助かる!!」
「それさえ分かれば、実は行動あるのみ!!」
「ナツたちは絶対に」
「新生六魔将軍を倒す!!」
マカロフたちは無限城へと向かったナツたち選抜チームに、ルーシィを助ける希望を託したのであった。
「そうか、わかった!!ハッピーの推測通りなんだな?」
ウェンディたちのいる大司教の部屋に、ギルドから先程のことの連絡が入った。ウォーレンがそれを念話を使って聞いている。
「新生六魔将軍を全員倒せば、刻印が消えて所有権がなくなる」
「そうすれば、無限時計のコントロールをする者がいなくなって、リアルナイトメアは消える」
ウォーレンとシャルルがギルドからの連絡を繰り返して確認する。
「ルーシィさんは?」
「刻印が消えれば、ルーシィも解放されるとジャンリュックは見ている」
心配そうに聞
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