8部分:第八章
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度は?」
「黄色よ」
沙耶香の周りに黄色い薔薇の花びらが舞っていた。それで糸を止めていたのだ。
「この薔薇はまた特別で。私を守るものなのよ」
「護りの薔薇ですか」
「ええ、黄色は幸福の色」
それを言う。
「私を守ってね」
「おやおや、それなら青の方が相応しいのでは?」
男の声は姿を消したままである。それでもはっきりと聞こえてきていた。
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