Another23 ピッコロモン
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杖でつついて促すピッコロモン。
ピッコロモン[これは私の結界だっピ。早く中に入るっピ!!]
一度経験している大輔とブイモンは即座に結界の中に入る。
太一達もすぐさま結界に。
すると子供達の後ろで、クラクションが響いた。
見れば大きなトレーラーがモノクロモンに牽かれて走っている。
アインス「何だあれは?」
初めて見るアインスは首を傾げた。
ピッコロモン[あれはエテモンのトレーラーだっピ。でも心配することないっピ、結界の外からじゃこっちは見えないっピ。それに]
大輔「それに?」
ドゴオオオオオンッ!!
凄まじい轟音に驚いた子供達が慌てて轟音の発生源を見遣る。
そこには猛スピードで爆走するロコモンにエテモンのトレーラーがぶっ飛ばされていた。
大輔「あそこはロコモンの進行ルートなのか?」
ピッコロモン[そうだっピ。エテモンも馬鹿だっピねえ。ロコモンの進行ルートにいたら轢かれるのにっピ。まあ、あそこがロコモンの進行ルートになったのはつい最近だからエテモンが知らないのも無理ないっピね]
因みにロコモン進行ルートのことに賢やフェイト達が絡んでいたりする。
ブイモン[ぷっ、エテモン、ざまあ]
吹き出すブイモン。
丈「ロコモンは大丈夫なのかい?エテモンに攻撃されたりは……」
ピッコロモン[大丈夫だっピ。ロコモンは完全体の中でも上位に位置するデジモンだっピ。エテモン程度じゃ相手にもされないっピ。]
ヤマト「そ、そうか……」
そしてジャングルを抜けると、巨大な岩山がそびえ立っていた。
ピッコロモン[この上が私の家だっピ]
丈「この上って…ええ…!!?」
丈が上を見上げて驚愕。
階段が延々と続く岩山の頂上に、いくつかの建物が僅かに見えた。
ミミ「何よこれ!!信じられなぁい…」
光子郎「これを登るんですか!?」
あまりの光景に4年生の2人が口々に言う。
タケル「何段あるのかな?」
ヤマト「数えるだけ無駄だ。」
空「ちょっと、修行はもう始まってるってわけ?」
ピッコロモン[そういうことっピ!!因みにあの2人と2匹はもう登ってるっピよ、しかもかなりの勢いで、感心感心っピ]
確かに既に大輔とアインスは階段を登っていた。
しかも駆け足で。
ピッコロモン[君達も頑張るっピ!!因みに空を飛んで楽しようなんてしたらピッドボムっピ!!]
空を飛べるテントモン、ピヨモン、パタモンに釘を刺すと、ピッコロモンは大輔達の元に飛んでいくのであった。
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