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人間の魔王は罪の象徴を力とする
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そんなに私の事嫌いだったの?あれ?私なんか君に悪い事したっけ?おこなの?激おこなの?激おこぷんぷん丸なの?ムカ着火ファイヤーなの?カム着火インフェルノーォォォオオウなの?激おこステイックファイナリティぷんぷんドリーm」
「黙れ、幼女!!」
「ここまで言ったのなら、最後まで言わせてよ!!」

いや〜、こんな冗談を言い合うなんて、年単位で久し振りだわ。

「私が一方的に虐められているだけだよね?!冗談し合うなんてレベルじゃないよ!」

何を言ってんだか、ここに居る時点で冗談みたいな存在じゃないか。

「理不尽!でも正しい!」
「ロr…コホン、主様、そろそろ本題へと移られては?」
「今ロリって言おうとして………、ハァ、もう良いよ。えっと、用件だけど、今回、君を違う世界に転生させる事が決まったから」

………くぅ…。

「ちょ、ちょっと!イキナリ寝ないでよ!現実逃避しても無意味だよ!」
「現実逃避なんかしてねぇよ。自己紹介もしていない、怪しい幼女と男の話なんか聞く耳も持たんわ」

こう言って、初めて幼女はハッとして、慌てた。ハァ、これだから幼女は。

「幼女関係ないし!」
「幼女だから、考えが足りんのだろ」
「………私の名前は、ゼウス。で、こっちにいる天使が私の部下であるミカエル」
「よろしくお願いします」

………ひとつだけ言わせてくれ。

「何?もしかして、有名な神様に会っちゃって、驚いてる?フフン!私の身体から溢れ出てくる神のカリスマオーラが自然と崇拝の気持ちを起こさせてしまうのね!あぁ、知らず知らずに全てを魅了してしまう私って、罪なオ・ン・n」
「バカじゃねぇの」
「罵倒された!!」

当たり前だろ、幽霊やら、転生やら、天使やら、神やら、ゼウスやら、色んな宗教や神話をごっちゃ混ぜにするのも大概にしろよ。信仰して人や、神話を描き、紡いできた人達に土下座しろ。

「何よりもゼウスと言う偶像に謝れ。『私がゼウスで悪ぅございました』ってな」
「偶像に謝るの?!酷い!」
「取り敢えず、今はそれについて話すのはやめましょう。兎に角、貴方には、今まで生きていた世界とは違う世界に行って頂きます」

………それは強制なのか?モウイチド、オレニアノジゴクヲ、アジワエトイウノカ?ア?

「おおおおおおお落ち着いて下さい!ああああああああの様な事はもう二度とないという事を断言しますので!それについての説明も致します!」

ホントウダナ?

「ハハィィィィィィ!!」

ならオッケーだ。

「ほっ…、そ、それではこれから説明をします。なお、一度しか説明しないので、よく聞いてくださいね」

わかった。










取り敢えず簡単に纏めると、自身の存在をベースと
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