時のスパイラル
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
。プププッ!!」
セシリーたちもそれぞれが猫ではない違う動物の姿に変わっていた。
「メェーン!!みんな、落ち着きたまえ!!」
そう言った一夜さんもめっちゃ細身の体型になっていた。顔はそのまんまだけど・・・
「もしかして、これがリアルナイトメアの影響?」
「えぇっ!?」
俺とウェンディは全員の姿が変わっているのを見て、二人とも胸を押さえたままそう言う。てかなんか動くと胸揺れて集中できないんですけど!!
「あれ?エルザさんだけ変わってないような・・・」
「本当だ?なんで?」
ウェンディと俺は何も変わっていないエルザさんを見てそう言う。
すると、エルザさんは換装し、ギルドで渡されたハンマーを取り出した。
「邪悪なものを寄せ付けないという、この古代の武器を使って、リアルナイトメアの波動を・・・絶ちきる!!」
エルザさんはそう言うと、叫びながら俺たちに走ってくる。嫌な予感が・・・
「「「「「「「「「「うわぁぁぁぁぁぁ!!」」」」」」」」」」
「って、殴るのかよ!!」
エルザさんはハンマーで俺たちの頭を叩いたのだった。すると、叩かれた全員が元の姿に戻った。
「「「「「「「「「「戻った!!」」」」」」」」」」
やり方はどうあれ、戻ったことにひと安心。ちなみに一番嬉しいのは俺のような気がする。
「やった!!男に戻った!!」
さっきまでの女の子の体型じゃなく、元の男の体に戻れたことに俺は大喜び。二度とこんなことになってほしくないですな!!
「みんな!!気を引き締めろ!!ゼントピア大聖殿はもうすぐだからな!!」
エルザさんが頭を殴られて動けなくなっている俺たちにそう言う。というか、もう少し別の方法はなかったのかな?戻れたからいいんだけど。
しばらくして・・・
「妖精の尻尾だぁ!!大聖殿に近づけるなぁ!!」
大聖殿が目と鼻の先にまで見えてきたころ、かすかに大聖殿の方から声が聞こえる。そちらを目を使って見ると、魔法部隊と思われる奴らがこちらに攻撃しようとしていた。
「撃て!!撃てぇ!!」
魔法部隊は槍を構えると、そこから魔法弾が何発も連射されてくる。
「フフフッ。クリスティーナ改をナメるなよ!!」
しかし、それに気づいた一夜さんはそう言う。
「メェーン!!」
クリスティーナ改の船底についている大砲から砲丸が放たれ、それが魔法部隊に直撃した。
「うわ〜!!」
「すっご〜い!!」
大聖殿の方で魔法部隊がなぎ倒されるのを見てセシリーとハッピーがそう言う。
「メェン」
ちなみに攻撃を決めた一夜さんは
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ