暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜Another story〜
SAO編
第108話 笑顔が一番
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ていた。この《眼》に関しては、色々と言われてきていたのだから。……妬みの類もあったし、果ては笑う棺桶の連中が言う竜鬼と言う仇名だった。
だから……あまり、自分でも良い印象を持ってなかった。
……それに、この力はただの 不正な力。だけど、この世界は遊びでは無いから使っているだけの力。
でも、レイナを守れる。……誰かを守れる力なら喜んで使う。使える事に感謝もしている。……だけど、心の何処かには、そう思っている自分もいたんだ。
屈託のない笑顔で、ユイにそう言われたリュウキは、次第に柔らかい笑みになった。
「ありがとうな。ユイ」
「うんっ! おにぃちゃん、わらった。えがおっ!」
笑顔が何よりも好き。そう言わんばかりにユイは、リュウキに抱きついていた。
「あー、リュウキ君ずるいよ! 私もっ!」
レイナもユイに、リュウキ事抱きついた。2人にもみくちゃにされているユイだったけれど、心地よいのかずっと笑顔を絶やしていない。
「全く……もうちょっと緊張感を持てってな……」
「ユイちゃんも笑顔だからね。……ちょっとくらいは良いって思うけど……む〜……」
アスナは、嫉妬を感じていた?のだろうか。ママと呼ばれたのに、ご飯ではパパとおにぃちゃんと一緒が良いと言ってるし。完全に、パパっ子、おにぃちゃん子になっちゃってるから。
キリトもそれは例外ではない。
パパと呼ばれた時。
――……このコを守ってあげよう。
そう強く想ったのだから。
……だから、ちょっと今は2人にちょっと嫉妬していても仕方がないだろう。それ程までに、2人はいい笑顔だから。そして横でいるアスナも同じだった。
この場は、ユイを中心に笑顔で囲まれていた。
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