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ダンジョンにSAO転生者の鍛冶師を求めるのは間違っているだろうか
少女、再登場
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「まあな」
「じゃあ、殺されないなら何をされてもいいってわけ?」
どこか呆れたような声音で訊いてきた。
「何をされてもいいってわけではないよ。面倒なことになるようならある程度なら対処するし」
「…………ある程度…………ね」
少女は思わせ振りに俺の言葉を復唱した。
「何だ?何かする気なのか?」
その少女に冗談半分で訊く。
まあ、まさか俺の機嫌を損ねるようなことはしないだろうと考えたけれど、どうだろう、わからない。
「あるわ」
そんな俺のちょっとした心配を裏切らず、少女は肯定した。
「…………へー、何だ?」
俺はその少女の返事に目を細めて続きを待った。
何を言うか楽しみにしていなかったとは言えない。
面倒ごとには代わりはないけれど、少し骨を折れば片付くことだろうと、何の根拠もなく思っていた。
「そうね、何か困っていることない?」
「………………はっ?」
しかし、俺の予想を遥かに逸脱した言葉が返ってきた。
まず、質問されるとはまるで考えてなかった。
「だから、何か困っていないかと、言ってるのよ」
「いや、聞き逃したわけではないよ。ただ、いきなりでついていけなかっただけ。それで、困っていることを言えば、何をしてくれるんだ?」
と、言うと、少女は何故か偉そうに鼻を鳴らしてから、
「解決してあげるわっ」
と胸を張って言った。
この返事は予想していたので、ありがたく、
「そうか、なら俺とこれから関わらないでくれ」
と、その少女に言って俺は工房に入ろうとした。
「ちょっ、ちょっとっ!それ以外でに決まってるじゃないっ!」
少女は慌てて、扉を開けて工房に入りかけた俺の服の裾を掴んだ。
自分が俺を困らせている自覚はちゃんとあるのか。
殊勝なことなのか否なのか、わからないけれど。
「いや、何でだよ。何で頼む方が条件出してるんだ?」
というか、今現在NOW一番お前に困らせてるんだけど。
「何でもよっ。とにかく何か
他
(
・
)
の
(
・
)
ことで困ってることあるでしょっ!」
「え〜?」
他にあるでしょ、って言われてもお前が俺の前に現れるまでは何不自由なく生きていたんだけどな。
と言っていても、ずっとここで騒がれるのも嫌だしな。
また追いかけっこも嫌だから、何かさせて黙らせるか、それともどこかに行かせるかするか。
と、思い、扉を開けた工房の中を一通り見回した。
「ああ、そう言えば、あったよ」
そして、ふと目に入ったことで名案を思い付いた。
「えっ、何なのよっ?」
少女が嬉々とした声で背後から俺に聞いてきた。
「
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