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優柔不断な短編集
妄想恋愛物1 『一目惚れ』
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ぁ、そんな風に頼まれたら…断れないじゃないですか。
 俺は笑顔で頷いて、了承する。彼女の顔も赤いが、たぶん俺も真っ赤だろう。めちゃくちゃ熱い……


「そ、それじゃあ…!」

「はい、行きましょう!」


 そうして俺達は、手を繋いだまま映画館へと入っていった。

 願わくば……彼女との付き合いが、できるだけ長く……


 ―――いや、末永く続いて欲しいと願いつつ、


 彼女との初デートを、存分に楽しむことを心に決めた。





 
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