リアルナイトメア
[6/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
改!!」
「なるほど、青い天馬か」
俺とウェンディはその飛行船を見てそう言う。あれは青い天馬の所有している魔導爆撃挺。つまり援軍ってのは、
「メェーーーーーン!!」
クリスティーナ改から一人の男が勢いよく落ちてきて、
ゴツンッ
地面に頭から着地する。
「メメメメメメ・・・」
もちろん落ちてきたのは一夜さん。一夜さんは顔が完全に地面にめり込んでいる。
「援軍って、これかよ・・・」
「無限時計は空にあるのよ。だったらこっちも飛んでいかなくちゃ」
一夜さんを嫌そうに指さすグレイさんにカナさんがそう言う。すると、グレイさんは頭をかき始める。
「どうも苦手なんだけどなぁ・・・」
グレイさんがそう言うと、
「ごちゃごちゃ言っとらんでさっさと乗らんか!!」
怒ったマカロフさんが左手を巨大化させてグレイさんを殴り飛ばす。
「「よいしょー!!」」
「メェーン!!」
仕方ないので俺とウェンディで協力して一夜さんを引っ込抜く。
俺たちが一夜さんを地面から助けている間に、グレイさんも帰ってきたので、今回カナさんの占いで選抜された俺、ウェンディ、エルザさん、グレイさん、エルフマンさん、ミラさん、ウォーレンさん、ガジルさん
ハッピー、シャルル、セシリー、リリーが地上に降りてきたクリスティーナ改へと乗り込み、無限時計へと出発した。
「諸君!!それでははりきって進撃を開始しよう!!いざ共に行かん!!メェーン!!」
一夜さんがいつも通りポーズを決めながらそう言うが、あいにく俺はそれどころではない。
「うぇ・・・」
「だ・・・大丈夫?シリル」
ウェンディが乗り物酔いを起こしている俺の背中を擦る。そんなことよりトロイアかけてぇ・・・
ドドンッ
「「「「「「「「「「「おわっ!!」」」」」」」」」」」
「うぷっ」
俺たちが無限時計へと向かっていると、何かが爆発したような音が聞こえ、それと同時にクリスティーナ改が少し沈み始めていた。
「オイ!!しっかり操縦しろ!!」
「は・・・吐く・・・」
「あわわわ・・・と・・・トロイア!!」
一夜さんに怒鳴るエルフマンさんとさっきの揺れで益々気持ち悪くなった俺にウェンディがトロイアをかけてくれてようやく気持ち悪いのが治まる。マジで吐くかと思ったぁ。
「一夜どうかしたのか?」
「船尾に損傷発生!!」
エルザさんが問うと一夜さんがそう答える。
「見てくる!!みんなはここにいて!!」
「め・・・メェーン」
「姉ちゃん!!俺も」
損傷した場所を確認するため、ミラさんとエルフマンさんが部屋から出ていく。
「何が起きやがったんだ!?」
「
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ