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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
リアルナイトメア
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分は今何をしているのか、目の前にいるのは実は誰なのか、何1つ自分の意志で理解できなくなるのです。人の記憶や意識と言ったものは、実はこれまで経験してきたものの積み重ね。その時の繋がりを操られてしまえば実は・・・」
「自分が自分でなくなる・・・」

ジャンリュックさんの説明を理解したエルザさんがそう呟く。

「そいつは、大事だな」
「混乱どころじゃねぇってことか」

エルフマンさんとグレイさんもことの重大さを理解したらしく、重苦しい雰囲気に包まれる。

「無限時計はゼントピア大聖殿の上空にある。聞くところによると、教義の原点とか」
「かつてかの時計より生き残った者が、実はゼントピアを創設し、その恐怖を封印し、戒めてきたと実は言われています。
長らくゼントピアの歴史から実は存在を隠していたのですが、100年ごとに蓄積した魔力を解放し、よからぬ輩に狙われることもしばしば。これは私からのお願い・・・妖精の尻尾(フェアリーテイル)へと仕事の依頼です。どうかあれを、無限時計を止めていただきたい」
「言われるまでもねぇ」
「だな」

ジャンリュックさんの依頼にエルフマンさんとグレイさんが即答する。

「うん。ナツもルーシィも助けなきゃ」

ハッピーとシャルルも互いを見つめてうなずく。

「頑張ろう!!シリル!!」
「うん!!絶対に無限時計を止めてみせる!!」

俺とウェンディもやる気十分!!それに、コブラとの決着もつけないとだしな。

「わかった、その仕事引き受ける。この一件、妖精の尻尾(フェアリーテイル)が片をつける!!」

マカオさんはジャンリュックさんの依頼を受け入れ、気合いの入った声でそう言った。

「ありがとうございます。それともう1つ。星霊魔導士が無限時計の封印のために実は生体リンクとして機能していたことはご存知ですね?」
「らしいな。新生六魔将軍(オラシオンセイス)がそのリンクを切って回ってたんだろ?」

コブラが俺たちと交戦したあとに取り出したナイフのようなものは、このリンクを切るためのものだったらしい。それがわかっていれば、何としてもコブラを止めたっていうのに・・・

「実はリンクを切断されると、星霊魔導士は100年の眠りの呪いをかけられ、サナギのようになってしまうのです」
「サナギ?」
「んだそりゃあ・・・」

ジャンリュックさんの言葉にグレイさんとエルフマンさんがそう言う。実は俺も、あの姿には疑問を持っていた。

「あれは何なんですか?生きているでもない、死んでいるでもない、ただ、何も感じられずに倒れているように見えたんですけど・・・」

俺は目を使って見てみたことを質問してみた。

「生体リンクには実は強大な魔力を要します。アンチリンクにより生体リ
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