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ソードアート・オンライン〜Another story〜
SAO編
第101話 殺意と純白の天使
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ヤキモチ妬いちゃうんだからねっ!」
アスナは微笑みながらそう言う。
頭を撫でられるのは……正直嫌いじゃない。それは勿論相手によるけれど、キリトやリュウキに撫でられるのは、アスナにとっても、癖になってしまう、とも思えるんだ。ただ、恋愛感情を考えたら……やっぱり、キリトが一番の様だ。それはリュウキにとっても同じだと思うが。
似てるとは言えど、自分が好きになったのは、レイナの方だから。
「……解ってるよ。でもな、オレにとってはアスナも大切な人にはかわらないんだ」
リュウキは真顔でそう言った。
これまでに、何度も迷惑をかけた事だってあるし、それに相談だって乗ってくれた事もある。この世界の中では間違いなく信頼出来る相手であり、大切な仲間だから。
そして何より、アスナはレイナの姉。もう、自分にとっては家族も同然だから。
「ッ………」
アスナは、その言葉を聞いて一瞬顔を赤らめる。
真剣な表情でそういわれたら……しょうがないでしょう?
クラインも以前言ったけれど、リュウキの言葉は良くも悪くもストレートで計算がないのだから、ダイレクトに心に入ってくるんだ。
「アスナはレイナの姉なんだ……。当然だ。オレが愛している人の家族なんだから。これからも宜しく」
「……あははは。うん、こちらこそ。リュウキ君」
……そして、リュウキの次の言葉は直ぐにアスナは想像が付いた。レイナ、妹の事を心から大切に想ってくれているんだから。でもやっぱり真顔でそんな事をスラスラ言えるリュウキは凄いって想う。これが、超絶鈍感君がなせる業なのかもしれない。
だから、アスナにとっても、嬉しい。
とても優しくて、妹の事を大切に想ってくれている人が家族になってくれた事、……現実で、家族に対しては、色々と複雑な面があったから。
でも、リュウキが義弟になるのは、少し複雑だとも思える。
その初々しさや、素顔に残る幼さを見れば、外見に関しては全然OKなんだけど……、とてもしっかりしてるから、自分なんかよりもずっと。……妹と義弟の2人に負けちゃう姉。
(……しっかりしないとね?)
アスナは、この時そうも思っていた。
そして、そんな時だ。まるで、これは決まっていた事、運命(笑) だったかの様に、まるでタイミングを計ったかのように……部屋の扉が開かれた。
「お姉ちゃーん、だいじょ……ぅ………」
この部屋に入ってきたのはレイナである。
入ってくて、見てしまって……少し固まって……そしてその後。
「ああああーーーーーっっ!!!!」
聞き覚えのある声が部屋に、下手をしたらギルド中に響き渡った。
構図とすれば、アスナが凄く顔を赤らめていて、リュウキが傍で手を差し出し
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