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ソードアート・オンライン〜Another story〜
SAO編
第100話 血盟騎士団・キリト
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キに不審に思い首を傾げる。
「ん? どうしt「ぷッッ!!」ッんなっ!!!」
セリフから判る様に……明らかにリュウキはキリトの姿を見て吹いていた。さっきも言ったように、3人のやり取りを全く聞いてなくて、その上、考え事をしていてまるで見ていなかった……。
そんな時に、突然キリトが視界に入ってきたも同然だ。
その姿は今までのモノとは違う。真逆だと言ってもいい。……だから思わず吹いてしまったのだろうか?
理由は兎も角、笑った事実は間違いない。何よりキリトは間近で見たからだ。そして、まさかの人物からの恥辱にキリトはいきり立った。
「って、おいぃ!! 何笑ってんだよっリュウキ!!」
「……別に、笑ってない」
「嘘付けっ!」
「嘘じゃない……」
「嘘じゃないなら、こっち向いて言えっての!! コラっ!!」
リュウキは素早くキリトを視界に入れないように、後ろを向いた。キリトがリュウキの顔を見ようとするが、くるっくるっ!と回り、巧みに回避わすリュウキ。その珍妙なやり取り……そんなのを見て笑ってないとか言っても説得力なんかまるで無いんだ。そんな2人のやり取りを見たアスナとレイナは顔を見合わせながら。
「「あははははははっ!!!」」
2人は、堪えきれずに、身体を九の時に曲げ、大声でお腹を抱えて笑っていた。
そして、次第にリュウキも白いキリトに慣れてきた様で。 キリトの姿を見ても笑わなく?なっていた。キリトも、『もーどーでもいーや……。』と言わんばかりにベッドに寝転がった。
そんな静寂も束の間だった。
アスナは、先ほどは大きな声で楽しそうに笑っていたが、その表情は息を潜めていた。
「……ごめんねキリト君、何だかすっかりまきこんじゃって……」
アスナは、キリトに謝っていた。キリトはこれまでもずっとソロだった。ギルドに入る切っ掛けを作ってしまったのは他の誰でもない……、自分なのだから。流石に、レイナは勿論 リュウキもそのアスナの懺悔には何も口出しは出来なかった。こればかりはキリト自身が言うべき事だから。
そして、キリトは、そんなアスナの言葉を一笑する。
「いいさ……。いい切っ掛けだったよ。ソロの攻略も限界が来ていたからな」
キリトはそう返していた。嘗て同じソロプレイヤーだったリュウキも最近ではレイナと殆ど一緒だからソロとはもう言えない。故にソロなのは自分だけ、リュウキならば今の状態でもソロでいってしまいそう気がしたが、もう レイナと言う人を知ってしまったから、ソロで行こうとはもうしないだろう。
だからこそ……、キリトは《ソロで限界》と言う言葉を出せた。
負けず嫌い故に、ここまで来たら簡単には口に出せそうになかったけど、もうソロは1人な
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