13部分:第十三章
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れません」
「毒ね」
「その通りです。流石におわかりですか」
「彼女が毒を操るというのなら当然ね」
沙耶香は落ち着いた声で述べる。
「それで貴方は最後の力を振り絞ってここに来たのね」
「御願いします。そして御気をつけ下さい」
二つの言葉を沙耶香にかけてきた。
「彼女は。実に恐るべき相手です」
「わかるわ。写真からも妖気を感じたから」
「そうだったのですか」
「それだけの存在となると。確かに私だけしかいないわね」
沙耶香は男を見て述べる。その顔が白いのがわかる。その白さは死の白さであった。毒が刻一刻と彼の身体を蝕んでいるのだ。
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