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メイド
第四章
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「何でしょうか」
「今日は一緒に食べてくれるかな」
「そうして頂いて宜しいのですね」
「お願いするよ」
 所謂ご指名だ、とはいっても風俗店のそれとは違う。同じテーブルに座って決められた時間一緒に話をしていて飲んだり食べたりするのだ。別料金だ。
「コーヒーとケーキを出すよ」
「有り難うございます、ご主人様」
 笑顔で応えてだ、そしてだった。
 彩奈は夏樹の席に一緒に座った、向かい合って。
 そのうえでだ、彼から問うたのだった。
「あのさ」
「何でしょうか、ご主人様」
「いや、ご主人様じゃなくて」
 営業スマイルの彩奈にだ、夏希は言った。
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