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ソードアート・オンライン〜Another story〜
SAO編
第92話 姉妹の秘蔵の味
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は突然、さっきまで言ってたことを否定していたのだ。
「ええっ!! 何で!?」
レイナは笑顔になったその次の瞬間にはそうキリトが言っていたから思わず、こけそうになっていた。
「えー! ……む〜〜! なんでよ?」
アスナもレイナと同様だった。さっきまでは褒めながら言ってくれたのに、何かケチでも思いついたのか?と思った様だ。
「はぁ……」
リュウキは大体の理由を察したようだ。苦笑いをしていた。
「違う、そうじゃない。オークションになんて出したら、俺の分が無くなる!!」
キリトは真剣な顔つきでそう言っていた。それを見たアスナは思わず頬が緩くなってしまう。
「意地汚いな……。たまになら……作ってあげるわよ」
アスナは苦笑いをしながらも、最後はそっぽ向きながらそう言っていた。その頬は赤く染まっている様だった。
「あはっ♪」
レイナはそんな姉を見ながら……、微笑んでいた。
「………ん」
リュウキもそれは同様で、微笑ましい。と思っていたようだ。何だか……、この場にいられる事、それ自体が幸福なことだと思えたから。
信頼出来る人達と共に過ごす空間。それは、例えどんな所であったとしても……幸せだと思えるのだ。
暫く4人は此処が何処なのかをすっかり忘れて、食事を楽しむのだった。
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